異世界傭兵、俺。~クラス転移したけどスキルが相手に理解されなかったので追放されました。今はクラスのアイドルと最強生物たちと国を作ってます。~
haryu
第1話 クラス召喚
俺の名前は
そして、そんな俺は親の影響で小6の頃からサバゲーをやっている。得意武器はAK- 47だ。
あれ?俺は誰に向かって自己紹介をしているんだ?
それより今はいつも通り退屈なホームルームだ。
「皆さん、そろそろ体育祭ですよ。なので、明日のロングホームルームは…」
体育祭、六月だし、まぁそうか。
と言っても俺は…は?
体育祭の何の競技に出ようかと考え始めた時に、床に謎の文様が浮かび上がった、それも教室全体の床に、だ。
いつも通りの退屈なホームワークという言葉を撤回しようじゃないか、これは、なんというか面白そうだ。
そう思った瞬間文様が発光し始め室内にも謎の文字が浮かび上がった、周りは困惑しているようで、「うっわ」、とか「なんだよこれ。」とか聞こえてくる。
そういえば、家にある本でこういう展開のものがあったような。
そして、俺の思考はここで途切れた。
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目が覚めると、謁見の間のような場所で俺たちをローブを着た人たちが囲っていた。そして周りを見渡すと起きている人が複数人いて、さらに囲っている人たちの外側を見ると、うわぁ、いかにも悪いことを考えていそうな人がすごい椅子に座ってるよ。
確か本の知識だとこういう時のお約束は……
『ステータスオープン』
か。って、えぇぇぇ‼おもたっだけで半透明の板が前に出たんだけど、凄‼
で、内容は……
名前:国府宮玲翔 Lv.1
HP:100/100
MP:100/100
ジョブ:万能兵
スキル:言語理解
言語が理解でき、読み書きもできるようになります。
兵器庫Lv.1
異界の地の兵器を召喚できます。
レベルが上がると新たな兵器も作ることが可能です。
能力値
筋力:130
俊敏力:120
耐久力:80
知力:100
判断力:120
幸運:70
加護:黄泉の加護
とっても死ににくくなる。
称号:異世界からの召還者
うーん、何これぇ。スキルの内容が薄すぎるだろ、まぁ、やれることは分かるけどさぁ。兵器庫ねぇ、歩兵兵器も出せそうだし、自衛隊が異世界で無双するような作品を見たことがあるからもしかして、最強じゃね?
あと何、黄泉の加護?説明を見るにヤバそうだけどHPがあるから大して関係がないんじゃ…
「おい‼これはどういうことだ‼」
そう言い放ったのはクラスの中心人物で少し黒い噂のあるクラスの中心人物、天笠黒斗だった。
どうやら、彼が言った言葉がすべてを動かしたようで、俺たちを包囲している兵士の一か所が開きそこの先には先程のいかにも悪そうな奴が座っている椅子が見えた。
そしてその男は口を開いた。
「我が名は、この国、シュロイド王国の国王、カタストロ・ロス・シュロイドである。早速だが、この国…いや、この世界は破滅の危機に瀕しておる。そこで、我らの女神である『ノエル様』によって召喚された貴殿たちに魔王サラリエス・アトラル・トレイムルクを討伐してほしい。」
うわー、怪しすぎる、この国と言っている時点でもうダメだろ。あと、これは絶対帰れなくて終わったら戦争に利用されるやつじゃん。
「何ですかこれは‼今すぐ帰してください。私たちにも生活があるんです‼」
そう、カスタロトと名乗った信用できないやつに担任である
「すまんが、帰らせる方法が謎なのじゃ。ノエル様曰くこの世界はあちらの世界より格が低いらしく、送り返すことが出来んそうなんじゃ。」
世界の格?もしかして、管理する神の格なのかもな、何より日本神話もそうだし神話系は沢山の神様がいるからな、量でも質でも俺たちが元居た世界の方が
そして、予想通りというべきかクラス内はさらにざわつき始めた、やれ帰せだの横暴だだのと聞こえてくる。
「静粛に‼では、あとは任せたぞ。我が娘、ロンテーナよ。」
「はい。お父様。どうも、ご紹介いただきました、この国の第二王女にして信託者のジョブのロンテーナと申します、以後お見知りおきを。」
国王の隣に立っていた女性が俺たちの前に立った、そして兵たちは隊列を組み部屋の隅に並んでいる。
そして、彼女が次に言った言葉によって俺ともう一人は絶望の淵に叩き込まれることとなった。
異世界傭兵、俺。~クラス転移したけどスキルが相手に理解されなかったので追放されました。今はクラスのアイドルと最強生物たちと国を作ってます。~ haryu @haryuinariyama
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