第41話 ユニークモンスタースレイヤー

「という訳で私の出る幕はなくメリーが一人で

竜種二体を倒しました。」


「次から次へと面倒事が…」


そうして頭を抱えているのはギルマスだ。



「ノエル様が倒した訳じゃ無いんだな。」


「メリーが剣を取り出したと思ったらいつの間にか倒されてた。」



「本当だよ!すごいビックリしたんだから。」



「竜種があんなにあっさりと斬られるなんて

凄まじい性能の剣なんだな。」



「取り敢えず王都やその他の国に出した救援要請を取り消したが。メリーお前の名前は多分これから広がり続けるだろうな。」




「それって止めれたり…」



「アホか!なんならもうグリフォナの奴らは皆知ってるわ!」



「ええー。」


まぁしょうがないか。


  


「取り敢えず後の問題は俺に任せてくれればいいが、メリーは好奇の視線を浴び続けるだろうな。」



やれやれとばかりにため息を吐く。


「という訳でメリー。あの約束覚えてる?」


約束?


「忘れてるのね。メリーが一度この街に帰ってきたらパーティー組もうって言ってメリーはOKしてくれたじゃん!」


そういえばそんな約束したね。



「分かったけど、俺もあんまり長い間入れないんだよ。夏休みはまだあるけど家に待っている人達もいるし。」



レク達が寂しがってるかもだしね。



「分かった。なら一週間!一週間このパーティーに入るってことどう?」



「まあ一週間くらいなら…」



「よし、決まり!」


「メリーが入ってくれるのは心強いね。」


「んじゃ明日の朝ギルド集合で。」



「「「はーい」」」

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