時空シール3

第1話 伝説の聖剣 💀2

　町の西の方角から聞こえてきた悲鳴に、アレックスと凜は一瞬驚愕していた。慌てて立ち上がり、その方向へと走り始めた。森の中を進むと、血のにじむ大地と、倒れたままの人々が目の前に広がっていた。

　目を疑うような光景に、凜は恐怖と不安が頭をよぎったが、アレックスは冷静さを保って状況を見極めようとした。

「何が起こっているんだ……」

　その時、彼らの目の前に立ちはだかったのは、黒いマントに身を包んだ謎の魔術師だった。魔術師は冷たく笑いながら、異界から這い出す者たちの襲撃を始めた。

　犠牲者の中には鎌倉時代の古い寺院で知り合ったビートルって外人もいた。魔術師は雷の魔法を使ってビートルを殺した。ビートルは2015年に愛する娘を病気で亡くしていた。『2015』のシールを持ってる鷲鼻の男に『1582』と『1945』のシールを持ってくれば渡すと約束されたが、夢は叶わなかった。

　1582年6月2日は本能寺の変、1945年8月15日は太平洋戦争の終戦記念日だ。

　アレックスと凜は、魔術師が操る邪悪な力に立ち向かおうとしたが、その闇の力は強大であった。しかし、その時、空から光輪が舞い降り、現れたのは伝説の聖剣を持った勇者だった。

　勇者の姿はまさしく悠馬そっくりであり、アレックスと凜はその姿に驚きを隠せなかった。彼は勇気と正義の象徴として、魔術師との戦いに挑み始めた。

　アレックスと凜は、勇者と協力して魔術師を打倒するために奮闘し、ついにその魔の力を打ち破ることに成功した。悪いことをしないと魔法は取得できなかった。アレックスと凜は、ビートルの屍から財布や斧を奪った。話し忘れていたが義経の剣は黒野社長に渡していた。黒野は副業で武器屋を営んでおり、剣と1枚10万もする時空シールを交換してくれた。黒野はどことなく『渡る世間は鬼ばかり』の2代目大吉役の宇津井健に似ていた。既に亡くなってる俳優だ。

　斧とかを奪ったことでアレックスたちは火炎の魔法を覚え、魔術師を火達磨にした。

　🧙『盗難』🔗『火炎』

　しかし、未知の世界での新たな脅威が彼らを待ち受けていることを感じた。

　彼らの冒険は、ますます壮大かつ危険なものとなっていくのであった。

　アレックスと凜は火炎の魔法を覚えたことで更なる強さを身に付け、新たな脅威に立ち向かう覚悟を決めた。彼らは旅を続けながら、次なる敵や謎に挑むため、さらなる力を得る必要があることを感じていた。

　ある日、彼らは不思議な村にたどり着いた。そこでは、時間と空間が歪んでいるようで、村人たちも不思議な力を持っていた。村長は彼らに、村が守られている秘密について語り始める。その秘密とは、村の奥深くに眠る伝説の聖剣が世界を支配する邪悪な勢力から守っていることだった。

　アレックスと凜は、新たな力と知識を得るために村で修行を積み、村人たちと協力しながら邪悪な勢力との戦いに備える。彼らは伝説の聖剣を探し出し、世界の危機に立ち向かうべく、壮大な冒険の幕が開かれたのだった。

　新たな脅威に立ち向かう中、アレックスと凜は聖剣を狙う敵対勢力『アンギュラ』という秘密結社の存在を知ることになった。アンギュラは英語で角度を意味する。アンギュラは邪悪な力を背景に持ち、世界を支配しようと企んでいる恐るべき勢力だった。

　アレックスと凜は旅を続け、次第に敵の存在が近づいていることを感じていた。そしてある日、ラージプートという名の謎の戦士が彼らの前に現れる。ラージプートは『アンギュラ』の手先であり、聖剣を奪い取るために彼らに立ちはだかる存在だった。

　戦いの中、対峙することになったアレックスと凜は、鳥居のゲートをくぐり、井戸の底へと突き落とされてしまう。そこで彼らはドワーフたちと出会い、助けられることになる。ドワーフたちから新たな力や知識を得たアレックスと凜は、再び立ち上がる。

　『アンギュラ』の陰謀を打破し、聖剣を守るためにアレックスと凜は戦いに挑むことを決意する。敵対勢力に対抗するため、アレックスと凜はファーストクラスの力を引き出し、戦いに臨むのであった。果たして彼らは敵を打ち倒し、世界を救うことができるのか？