あそこが大きいと言われて
チーズ餃子
第1話 あそこが大きいと言われて
僕は子どもの頃から大人になった今でも、あそこが大きいと笑われてきた。
わざわざサイズを書くのもバカらしいのであえて書かないが、コンドームのサイズはXL。
子供の頃は「長さ」を笑われたものだが、大人になったら「長さ」もだが、それよりも「太さ」を笑われるようになった。
子供の頃は男子に笑われたが、今は女性に笑われる歳だ。
ずっと笑われ続けたがゆえに、一時期コンプレックスでもあったが、今はコンプレックスではない。
かといって、自信があるかと言われるとそうでもないし、自慢できるかと言われるとそうでもない。
個人的には「長さ」は満足していない。
別に今でも全然長い方だが、20cmの大台を越えられていないことは少し悔しくも感じる。
でも平常時でも世間一般の勃起時の平均サイズにほぼ達しているし、横幅は平均サイズの倍近くある。
それが僕のサイズだ。
コンプレックスになった理由やストーリーを共有する他、逆に大きくて良かったストーリーも紹介していきたい。
大きければいいことだらけかと聞かれるとそうではないということを是非知ってもらいたいのである。
なお、これと並行して僕の国際恋愛体験を記したエッセイも合わせて読んでいただけるとより僕の悩みがわかると思うので、是非読んでいただきたい。
ところで、少し話は逸れるが、男のあそこのサイズについてはネットで色々言われている。
英語でも調べてみるとわかるが、たしかに日本人のサイズは世界より小さめと出てくるものの、結局どこも似たり寄ったりのサイズで、日本人のものが特別小さいわけではない。
そう考えると国際恋愛をしてきた僕が外国人女性たちからも笑われたり驚かれたのも理解してもらえるのではないかと思う。
それでは、僕があそこのサイズで困ったこと、嫌だったこと、良かったことを紹介していこう。
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