転生したらデータ継承で強くてニューゲームしたので、最上級職『裁縫士』で憧れのスローライフを送りたいと思います
竜頭蛇
第1話 記憶戻る
3話まで投稿してから、続けるか決めるので悪しからずお願いします
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アルディへイム。
この世界では16歳ーー成人を迎えた際に、神から職業を授かる儀式ーー開花の儀を行うことになっている。
マリカーー私は聖職者系統の名門であるゴッデス家の長女で家族や周囲の期待を一身に受けていることもあり、重圧から倒れるまで神に祈り続けた。
その結果、睡眠不足と極度の疲労の蓄積によって脳に大きな負担がかかったからか、前世の記憶を思い出した。
私の前世はアルディへイム・オンラインというVRMMOの廃プレイヤーだった。
解放難易度が高すぎる故に全人未到となっていた『裁縫師』に転職した直後に、ブラックアウトーー現実世界でVRギアが漏電したことにる感電で他界し、神様から本来死ぬべき運命ではないのに殺してしまったため、お詫びにこの世界で全セーブデータを持ち越して転生させてもらえることになっていたのだ。
そして今現在ーー開花の儀の前日に私は重大なことに気づいてしまった。
「何度ステータスウィンドウを見ても何のスキルも職業も持たない普通の女の子なんだけど」
セーブデータが持ち越されていない。
うーん、もしかして神様ってポンコツ?
『不敬です。マリカさん。不敬です。悔い改めなさい』
失礼なことを考えた瞬間、神様が脳内に語りかけてきた。
聞いてたんですか。
『いつもあなたのことを上から見ていましたから。セーブデータの件は私は悪くないのですが、神界のシステムの性質の問題で職業とスキルの継承は開花の儀の時しかできなくて』
それって事前に下調べせずに口約束したってことでOK?
というか、もしかして記憶が今まで戻らなかったのも……。
『すいません! 明日の開花の儀でちゃんと継承するので許してください!』
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