第40話 地球のへそ2
45階層を攻略した俺たちは一回外に出る。
「なんですのあれ?!強すぎません?」
「さすがに金属の塊を相手にしてるから手が痛いな」
「あーしも魔法撃ちっぱなしでつかれた」
「今日はここでキャンプにするか!」
「さんせーい!」
「よしカレーやな!」
「なんで?」
「外で食うと言ったらカレーやろ!」
「そうなん?」
まぁ、海外だし別にいいけどさ。
と思ってたらみんな集まりだして配給と勘違いしてるのでノーと言うと、金を払い出す。乗って来たダイチは鉄板を出してお好み焼きやたこ焼きを焼く始末だ。
「儲かりまっかー?」
「ぼちぼちでんがなー!」
クオンがエセ関西弁を使ったってご機嫌のダイチ!
「あふっ!美味っ!ダイチ上手だな」
「ほんとですねー」
「ほらそこ並んで!横入り禁止やで!」
「やっぱり商人になったほうがいいんじゃないか?」
「イキイキしてますもんね」
と鈴木さんとしゃべりながらもお好み焼きを食べる。
結果的に大盛況となった晩飯だった。
さてダンジョンに戻り、46階層、
メタルドラゴン、鉄のドラゴン?
まぁいいけどとスパスパ斬って倒していく。ドロップは鉄のインゴットと魔石。
47階層、ヒュドラ、
ここでかい!と言うか耐性のないやつが多いので俺が倒していく。皮と魔石をドロップ。
48階層、レッドドラゴン、いやいや、その前の方が強かったでしょ!と倒していくが地龍も現れる。階層に二種類いるのは初めてだな。
49階層、フェニックスにフェンリル、二種類共強い部類だが倒していく。フェニックスからは尾羽と魔石、フェンリルからは毛皮と魔石。
で、50階層、ホワイトオリハルコンドラゴン、普通のオリハルコンより白いな!って気を抜くな!全員で囲んで削って行き倒れるとホワイトオリハルコンのインゴットが三本、宝箱からは金貨50枚。
まだ先があるらしいので気を抜かないように慎重にいく。
51階層、グリーンドラゴンとブルードラゴン。二種類共共闘して来るからタチが悪い。
まぁ、さっきのに比べると可愛いもんだわ!
グリーンもブルーも皮と魔石をドロップ。
52階層ホワイトフェンリルとブラックフェニックス。
なんかカッコいいな!フェニックスからは尾羽、魔石。フェンリルは毛皮と魔石。
53階層オリハルコンリザードと大蝙蝠
上からの大蝙蝠が鬱陶しい!先に倒してオリハルコンリザードに集中する。オリハルコンリザードはオリハルコンを、大蝙蝠は羽と魔石。
54階層、デビルもどき、悪魔もどきでも強さは半端ない。ダイチが攻撃を受けたが回復して倒したが、ここの階層は数も多いな!なんとか次の階層への階段を見つけた。ドロップは羽根と魔石だ。
55階層、デビルだ!これはたまらない!ダイチ達にはキツイだろうと牽制をお願いして俺がいく!俺でもそれなりにキツイからな!
とりあえずは倒せたがドロップに万能薬が出た後は抱えるくらいの魔石だ。
ここで終わりと思ったがまだあるみたいだ。
とりあえず56階層を見てみるとデビルが普通にいるので一旦戻って外に出る。
「なにあれ?あーしらを殺しにかかってるじゃん!」
「さすがラスダンみたいな感じだな」
「あれはキツイですわ」
「あんなのがたくさんいたらやばいねー」
クオンはワクワクしてるみたいだけど、
ここからは俺一人で行くか?
「俺が一人で行けるとこまで行ってみるよ!」
「そんなん危ないですって」
「そうよ!デビルがいるのよ?」
「いや、俺一人ならなんとかなるから」
「そうですね、ここで帰るのも」
「だろ?一人にしてくれ、頼む」
「分かりましたけど絶対帰って来てくださいね!」
「足手纏いなんも分かってるしな」
「しょーがないなぁ」
「よし!言って来る!」
「帰ってこいよ!」
「あぁ!」
一人で55階層に戻り56階層、影走りで極力戦わないで行く。がバレるのも早いので倒すしかないか!ドロップはさっきと一緒で万能薬と極大魔石。
57階層、ベヒーモス。初めてのモンスターだな!ゾウのような体にツノが生えていて動きも早い!なんとか一体倒すとドロップは皮とツノと極大魔石。
58階層、メタル、
なんの素材かわからないが拳大の球体でそのまま体当たりをして来る。切ることがなかなかできずに手こずったが斬ると中に核があって倒せる。極大魔石のみドロップ。
59階層、またデビルかと思えば鑑定すると上位デビルが一体だけだ。
何かを喋ってるがわからない。倒すのに2時間近く粘ってなんとか辛勝だな。デビルのツノと極大魔石。
で60階層、
そこにいたのは椅子に座っている魔王だった。
『ひれ伏せ』
と言う言葉に抗いひれ伏さない。何故こんなところに魔王が?
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