第2話
『何で俺が他人の面倒を見なければいけないんだ?』
あたしの事を心の底から軽蔑している視線を向けたキモオタは弁護士に電話しやがったの!!!
誓いを破った事でATMに違約金を払う羽目になったあたしもキャバ嬢として働く事になったの。
幸いな事に超絶美少女なあたしだからすぐにNo.1になったわ。
でもね、それを妬んだ他のキャバ嬢達が店長にある事ない事吹き込んであたしを店から追い出したの!
キャバ嬢が客と寝るのは暗黙の了解なんでしょ!?
あんた達だってそれをやっているのに、あたしだけを責めるなんてお門違いじゃない!!
他のキャバクラで雇って貰おうとしたのだけど、客とすぐ寝る女という噂が広まっているらしく、どの店も雇ってくれないの!
「ここ・・・どこなの?」
当てもなく夜の街を彷徨っていたはずなのに、気が付けばあたしは漫画や映画とかで見た事がある宮殿っぽいところに迷い込んでいたっぽい。
そこには本当のパパなんか足元にも及ばない四人のイケメンが居たの。
王子様っぽい男性は第一王子にして王太子であるランドルフ、眼鏡をかけているクールで切れ者っぽい雰囲気の男性は公爵令息のブライアン、爽やかなんだけど脳筋っぽい雰囲気な騎士の男性は侯爵子息のフレディ、人懐っこい雰囲気の男性は侯爵子息のジーンというらしい。
本当のパパなんか足元にも及ばないイケメン達に見惚れていたあたしに彼等はこう言ったの。
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