私には小説を書けない理由

第4説 解決方法は見つからない（頭脳の問題）

人生経験が乏しいからか。

確かに、私は多くの人達と比べて極端に経験が乏しい。しかし、そうでない自分を想像してみても、描きたい世界があったかどうか怪しい気がする。

面白そうな「ネタ」を探してみてはどうか。テレビ番組では、刑事ドラマというものがある。例えば、刑事・ミステリー小説を書くことにして色々調べてみればどうか。

調べたこと（そもそも調べる能力があるかどうかからだが……）を小説に落とし込めるだろうか。それに、そもそも「世界観」を用意したところで結局、描きたいものが見つかるかは別問題のような気がする。描きたい世界があるから、或る「世界観」を設定できるのではないか。

解決方法は見つからない。

結局、私の頭が悪いということなのだなあ、と思う。