第54話 求められるもの
わたしはできるだけ作風を書き分けようと心掛けている。それによって★をいただく人が変わるのが面白いからだ。
純文学が好きな人、創作論が好きな人、ラブコメ(ギャグ)が好きな人、好みによってわたしに対する反応が違うことは作家として嬉しい。それだけ多面的な作品を書いている証拠であるのだから。
ただ残念なのは、わたしには技術力がないので文体までは変えることができないことだ。まるで別人のような作品を書いてみたいと思うのだが、結局は「犀川の作品」に帰結してしまう。
異世界ファンタジーとか童話とか自分が書けない分野も積極的に書いてみたい一方、自分の技術に限界を感じて億劫になっている自分もいる。どこから踏ん切りをつけて書いてみたいが、どうなることやら。
(雑記より)
※恋愛小説は呼吸するくらいに自然に書けるのに、ファンタジーは本当に酔っぱらったような文章になってしまうんですよね。おそらくどこかに「ファンタジー世界を構築する気恥ずかしさ」みたいなものを感じているのかもしれません。(2024.3.25)
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