第17話 蝋人形を追う
不安な夜を過ごした後、ボクは夜明けと共に新たな決意を固めた。例の不気味な蝋人形についての手がかりを見つけるため、再び図書館へと向かった。子猫たちも側におり、彼らの存在がボクに勇気を与えてくれる。
図書館での調査
図書館に到着すると、ボクはまず蝋人形に関する資料がないかを探し始めた。民俗学、伝承、地元の歴史に関する書籍を手当たり次第に調べていく。子猫たちは、ボクが本に集中している間、図書館内を自由に散策して遊んでいた。
重要な発見
数時間の調査の末、ボクはついに地元の伝承に関する一冊の古い本を見つけた。その中に、蝋人形を用いた古い儀式に関する記述があった。その儀式は、村の守護と繁栄を願って行われるもので、特定の時期に蝋人形を作り、それに村人たちの願いを込めるというものだった。
蝋人形と写真のつながり
さらに読み進めると、その儀式に使われた蝋人形は、村のある場所に安置されていると記されていた。その記述を読みながら、ボクは昨夜受け取った写真の蝋人形たちが、この儀式と関係があるのではないかと感じた。もしかすると、その写真はこの村の伝承に関連する何かを示しているのかもしれない。
新たな行動計画
この発見に心を躍らせながら、ボクは次の行動を計画した。写真の場所と思われる、蝋人形が安置されているとされる場所を実際に訪れてみることにした。その場所が今どうなっているのか、そして蝋人形が本当に存在するのか、その目で確かめる必要があった。
子猫たちと共に
子猫たちを連れ、ボクは図書館を後にした。新たな発見と謎に対する好奇心が、ボクの足取りを軽くする。蝋人形にまつわる古い儀式とその写真の謎を解き明かすため、ボクは再び謎に満ちた旅へと出発するのだった。
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