第7話不親切
僕は障がい者のマークをバックにぶら下げているので、朝の電車の混雑時などの優先席では、親切な方が良く席を譲って下さる。
僕は、ありがとうございます。と言って座る事にしている。
背骨に金属プレートが入っている為に、長時間立っているのが辛いのだ。
もちろん、座れない日もある。
優先席に高校生が座り、スマホを弄っている。
障がい者マークはしてないが、きっと内部疾患があるのだろうと考えて、注意したり無理に席を譲れとは言えない。
僕だって、僕よりも酷い内部疾患があるのに不親切にも座って迷惑を掛けているかも知れないのだ。
もちろん、お年寄り、目が不自由な方、妊婦さんマークを付けている方々は有無を言わさず、席を譲る。
内部疾患は辛いモノだ。
腰は痛い、目は見にくい、直ぐに腹を下す。
出来れば健康になりたい。
今日も、障がい者福祉サービスの更新を区役所でしてきた。
友達が咽頭腫瘍の摘出手術をした。
中学生からの同級生。
明日、良性か悪性か分かるそうだ。
親切な男は大病に屈し、僕みたいな不親切な男が長生きをする。
世の中、不公平だ。
アイツには長く生きてもらいたい。だから、良性である事を願うのみ。
明日はちょっと、飲もうかな。
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