お野菜をめぐって、語られるエピソードがエミリーとケネスの心を近づけて、とても緩やかな恋のお話が、読んでいて心地良いのです。
読む時にはこれから夜の時間、明日の用事がある時間までの全てこちらの作品に費やしてしまうことを覚悟してください。本当に優しくて、嫌な人が1人もおらず、心が美味しいもので幸せに満ちます。このお話は心のご飯です。生きることは食べること。食べることは生きること。少しでも興味を持たれた方がこのお話を最後まで読まれて心が幸せで満ち満ちて、暖かな場所でぐっすり眠ることができますように。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(113文字)
暖かくて優しいです!うちのおばあちゃんのことを思いださせて泣きたくなるときもあったけど、やはり楽しく読めるいい作品だと思います!