結びに



 講評を書き終えてみて、今、とても満ち足りた気持ちです。


 いや、もう……最初にも述べましたが、こんなにたくさんの作品を寄せていただけるとは、思ってもみなかった。

 僕自身の作品も含めて5、6作ってとこかな……10作を超えれば最高だな! くらいに思っていたんです。

 それが、フタを開けてみれば26作!

 しかも「ウオッ! スゲッ!」という作品がいくつもあって、どの作品を大賞にするか迷うほどの状況になろうとは……これはもう、自主企画大成功!! と言っても過言ではないのではあるまいか? 過言ではない!!




 講評の中でも触れましたが、僕が人類滅亡モノで好きなところは、極限の状況における人間のエゴの発露です。

 人類滅亡。つらいですよね。苦しいです。そんな状況に放り込まれたとき、人間はどんなふうに生きるのか? あがくか? 悲しみに浸るか? 暴力に走るか? それとも静かに終末を受け入れるのか?

 そこで主人公たちがどんな決断をし、どんな情念に取りつかれ、どんな行動に手を染めるのか? 僕はそれが見たかった。


 そして、存分に見せていただいた! という満足感でいっぱいです。

 すっごく楽しかった!

 参加者のみなさん、そして読者のみなさんにも、この企画を楽しんでいただけていたら幸いです。




 正直、またやりたい!

 「第2回人類滅亡小説フェスタ」にするか、また新たなテーマを設定するかは、まだ考えていませんが、またみなさんと小説で遊べたらいいな! と思っています。その時には、ぜひお気軽にご参加くださいませ。

 みなさま、ご参加本当にありがとうございました!!

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