第14話 楽しいかい?
「仕事が楽しいか?」
経営者が皆に聞いてきた。
自慢じゃないが仕事を楽しいなどと、勘違いした事は一度もない。
食うに困らない為に働いているのだし、働く事は単なる苦役に過ぎない。
金さえあれば、明日にでも辞める。
もちろん合法な金ならば(笑)
「仕事を楽しめる様に工夫しよう。営業なら数字を作るゲームと考えるとかな」
何かの本かセミナーの受け売りだろう。
ゲームなら電源落として投げ捨てる。
もしくは、1日1時間までにして、うどんでも食いにゆくね(笑)
社会に貢献する様な仕事ではないし、何なら無くとも世界はまわる。
たしかに強者が弱者を、経営者が奴隷をなじるのは楽しいだろうさ。
「楽しいかい?」
以前、何かの物語でゲーム感覚で殺しにきた相手に、逆襲に転じたヒロインが放った台詞。
一度は放ってみたい台詞だ
まぁ、無理だが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます