第28話 カタログを見たらその時点で思考誘導されている。(家造り裏話)
月日が経つのは早いものですね。気付けば一ヶ月以上もエッセイを放置していました。
その間何をしていたかというと、こちらにかかりきりでございました。
『美少女モンクにTS転生した俺はとにかく殴る!たまに蹴る!』
https://kakuyomu.jp/works/16818093077952549761
という事で、宣伝を終わりにしまして、今日はシステムキッチンの話をしたいと思います。
実家が台所とお風呂のリフォームをする事になりまして、その相談をうけていたからです。
気付けば当初予算から大幅にはみ出してしまっていると、両親が嘆いていたので私にできる範囲でレクチャーしましたので、この機会に皆様にも情報をお伝えします。
文章がかたいですね。ここからは恒例のくだけた口調でいきますよ〜!
まずタイトルの事なんですが、住設機器にかかわらず、大抵のカタログはそのメーカーが買って欲しいものに一番目がいくように、更にそれを欲しくなるように誘導するように作って有ります!(独断と偏見を含みます)
焼肉屋さんの食べ放題のメニュー表を思い出してみてください。入店する前は、看板に書いてある一番安い食べ放題メニューを選択するつもりでお店に入りますよね?(すみません、食い意地の張った私の場合ですw)
ところが、いざメニュー表を開いてみると、看板の値段のものは、絶妙にラインナップが物足りない!
最低限のものは有るので腹を満たすことはできるけど、食べる前からわかってしまうこの物足りなさ!
これではなぁ、と考えながらページをめくると、一番高いメニューは肉も海鮮もデザートも充実している上に高級和牛まで豊富に含まれている。でも高い!
真ん中のメニューはどうかと見てみれば、若干和牛とデザートの種類が少なくはあるものの、最低限のものよりも断然魅力的に見えます。十分に満足できるでしょう。価格もわずか千円程プラスすれば良いだけ。
もうこれしか無いでしょう!
最終的には迷わず真ん中のものを選択してしまいました。
何度かリピーターになって再来店しても同じ結果になります。実際にそのチェーン店で、一番売れるのはどの店舗でも断トツに真ん中の価格のものだそうです。(テレビ情報)
これと同じ事がシステムキッチンでもあります。
最低限で良いと思って、カタログや展示場で品物を見始めますが、やはりそこは価格も品物も最低限。これは良いな、と思える設備は一番安いものにはオプションでも付けられないと言われてしまいます。規格として合わないので付けられないと。
なんと意地の悪いことか!
まあ、そんな事を言ってしまうとメーカー側からするとたまったものではないでしょうね。メーカー側からしてみれば、そのあたりの事も含めての企業努力のたまものでしょうから。
そして住設機器は所謂メーカー希望小売価格(定価)の何掛け(何割引き)として卸業者に売られて、更にそこから工務店が買う事になります。
つまりA卸店、B卸店、C卸店で、それぞれのメーカーに対してのお付き合いの大きさ等のパイプの太さで、値段が変わってくるのです。
例えば、S社の全く同じ品番のC3P。という品番の商品が有るとしたら、A卸店7割引、B卸店5割引、C卸店3割引と実際に支払う金額が全く違う事もざらにあります!
ですから気に入ってしまって、どうしてもS社のC3P。という商品が欲しい場合は複数社で見積もりを取ると、価格にだいぶ開きがでて予算を抑えることができるかもしれません。
但し、複数見積を取るというのは、お互いにとても疲れます。そこの兼ね合いも考えたうえで見積もりをしてもらいましょう。
長くなりそうなので次回に続きます。
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