第14話 太陽熱温水器って凄いんだぜ!? (家造り)
今回は、ライフラインにまつわる話です。
第7話でちらっと書きましたが、太陽熱温水器というものが有ります。たまに屋根の上で見かける存在感が有るアレです。
実はこの太陽熱温水器、最近のものは
太陽のエネルギーを、どの程度我々が消費するにエネルギーに変換できるかというエネルギー効率でいうと、太陽光発電の2倍から4倍の能力が有るので、エコの観点から言うともっと認知度が高くて良さそうなものですが、ご存じの方は圧倒的に少ないようです。
なぜでしょうね??
なのでユーザー目線がスタンダードであり、
家庭での給湯に使うエネルギーは全体の約3割を占めるそうです。
ですので特に、プロパンガスをお使いのご家庭でのガス代の節約には目を見張るものが有るのです。
毎月のガス代が5,000円
真空管式の場合は、従来の平板式に比べて熱交換率が高いため、冬場でも確かな効果が有るようです。(30度位にはなるとの事。)
さすがに40度まではいかないようですが・・・10度以下から40度へ温めるのと、30度から40度へ温めるのとを考えてみれば、効果ありというのも納得ができるかと思います。
で、ですね。
ふところ具合的に家庭にも優しく、エコ的に地球環境にも優しい、太陽熱温水器ちゃんが、なぜ認知度がこんなにも低いのか??
私の考察として、まとめてみます。
まず大手企業であるガス会社が、ガスを使ってもらえないので儲からないどころか損をする。
それに対して電力会社は、オール電化と太陽光発電をパッケージにすることによって、エネルギーのパイをガス会社から奪うことができる。
加えて太陽光発電は、(圧倒的なロビー活動の結果?)国や自治体のバックアップを勝ち取る事ができた。
その結果が東京都の条例にまで集約されてしまったのかな?と考えました。
しかしですね~、字面だけでもイメージ可能だと思うのですが例えばエコキュートとエネルギー変換の流れを比べてみると、
・エコキュートの場合
太陽光発電もしくは
つまり、熱→電気→熱→→→温かいお湯
・太陽熱温水器の場合
太陽熱→→→温かいお湯
シンプル!!
取り残されし、進化した太陽熱温水器をもっと見直してくれい!!
エコってこういうのをいうんじゃないのかい?
(注)雪国での冬の実例については、私では調査不足だったので、興味を持たれた方はメーカーさんに直接お問い合わせくださいませ♪
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