メカ設定(最新話までのネタバレあり)
このページでは登場する船等のメカ設定を書いていきます。
1.福祉船アマテラス
主人公が乗る全長1000mの超光速宇宙船。
元々は宇宙戦艦であったが、退役後は民間船として改装される。
ミサイルランチャーやビーム砲を含めた攻撃用兵器は全て外され、代わりにホテルやレストランなどの居住区画が作られる。
とても豪華な造りで人気があり、かつ元戦艦ということもあり堅牢な造りは乗客に安心感をもたらした。
愛されて100年。民間船としての任期を終える。
その後、いよいよ廃艦となるが。
改装を繰り返せばまだまだ活躍できると一人の上院議員が買い取り、自身が運営する福祉事業団体フリーボートに寄付することになった。
主機:タキオンエンジン
装備:タキオンビーム砲
自動迎撃ミサイル
十一次元効果バリア発生装置
※タキオンとは現在の我々が知っているタキオン粒子とは厳密には違う。
超光速を発見した未来の科学者が先人に対する敬意をもって名を付けたことが由来。
2.移民船ロナルドトランプ
第二章「箱舟のアイドル」にて登場。
第一次宇宙大戦以前に設計された恒星間航行を目的とした亜光速移民船。
人類史上もっとも愚かな国家総力戦と言われた「第一次宇宙大戦」に突入した際、計画は凍結してしまう。
その戦争は宇宙を巻き込み、戦況の優劣に関わらず、互いに使用する兵器の破壊力を前に愚かにも人類は再び滅亡を危惧する。
総力戦で疲弊していく国家を他所に一部の有識者や政財界の重鎮たちによって、ノアの箱舟計画を立案され、本船の製造計画は再スタート。
最新鋭の量子コンピュータを搭載し、巨大な船体には食料の自給を可能にした理想的な都市国家を内包している。
最低限の稼働試験をクリアした本船は、エリート層である科学者や政治家にアーティストや宗教家、船の建造に貢献した出資者やその家族たちを乗せ秘密裏に宇宙へ旅立つ。
滅びを待つであろう地球を見捨てて……。
主機:対消滅バーストエンジン
装備:荷電粒子砲自動迎撃システム
電磁バリア発生装置
3.実験船ジェラルドバーグ
第四章「フラクタル」にて登場。
スピードの限界を超えた超々光速宇宙船。
その速度は時空を超える。
あまりのスピードに真空であるはずの宇宙がブラックホールの様な密度に凝縮されるため、バリア発生装置を大幅に増設している。
時空を超えたとき、その先に何があるのか……。
主機:スーパータキオンエンジン
装備:十一次元効果バリア発生装置
4.戦艦スサノオ
第六章「アヴァロン」にて登場。
アマテラスの同型艦。
ボイド戦争にて最も武功を立てた戦艦。
旗艦であり後方支援に徹したアマテラスに対して最前線に投入された本艦はよくメディアに取り上げられたため、戦艦と言えばスサノオというイメージが定着した。
子供たちのごっこ遊びでは必ずスサノオが登場するほどである。
アマテラスが民間船に改装されたのに対し、カルト的な人気を誇るスサノオはそのままの状態で博物館に展示されている。
なぜか、武装もそのままに……。
船体の制御にはアマテラス同様、霊子コンピュータAIが行う。
アマテラスの姉妹艦であるスサノオのその姿は……。
主機:タキオンエンジン
装備:タキオンビーム砲
荷電粒子連装副砲
亜光速巡航ミサイル
自動迎撃ミサイル
十一次元効果バリア発生装置
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