第12話:改めて戦闘の幕開け

▶ヒット 敵に2のダメージを与えた


あら、乱入なんて珍しい。


「作者、前のクエストで乱入してる奴見たぞ。」


「あれは乱入じゃなくて、『ヒーローは遅れてやってくる。』ってやーつ!」


燐無さんは、ヒロインで・・・。ん゙ん゙っ(せき払い)。いや、そういう時代だよね。


「じゃあ、このノリで行っちゃえー♪」


「「・・・。」」


「えっ?何で一言もしゃべらないの?怖っ♪」


「いやー、どうやったら犯罪者予備軍みたいな人が私達と共闘できるようになるのかなーって。」


燐無さんの言うとおり。どんな事情があったら、そんな輝くことになんのよ。


「『オレの町を守ってやる♪』的な♪」


へぇ・・・。


▶者男のターン


「しょぼいな。覚悟が足りない。俺は長台詞をかまずに言ったんだぞ。」


うん。あの台詞は非常にかみやすい。ねー、サブ作者さん。


「お前にどんな裏話があるのか言ってみろ。」


「・・・いや、この敵、オレの親y、」


「はーい。時間切れ!」


と言い、曲男にボールペンを向ける燐無さん。


▶時間切れ


へっ?


「は?」


▶スリーブしばり


・・・敵は者男にスリーブを一つ投げる。そのスリーブは者男に巻きつき、身動きできなくする。


「・・・う~ん。ドンマイ。」


「いや~、こんな現実世界とリンクするなんて()♪」


▶燐無のターン


▶文具ブーメラン


「よいしょっと。」


▶ヒット 敵に32のダメージを与えた


うん。相変わらず。(うん?属性不利じゃなかったっけ?)


▶曲男のターン


「他に何があったっけー?」


▶全共通技


「何かしょぼそー♪」


▶文具ブーメラン


「どうせ何にしてもダメージそんな入らないんだからさ。」


▶ヒット 敵に1のダメージを与えた


「ね、言ったでしょ。」


▶者男のターン


いやー、にしても今回は早く終わらせて朝ご飯食べたいねー。


「やっぱり、宿の朝ご飯は格別だよねー。でもなんか、ここはビュッフェらしいよ。」


ふぅーん。まぁ、各宿(やホテル)によって変わるよねー。


「まぁね。でも、食にも命かけてもらいたいよね。」











「・・・俺のこと空気として扱ってるよな。」



「ていうかこれ、何の時間♪」





▶時間切れ




「おい作者。」


あっ、者男。何?


「『あっ』じゃない。『何?』じゃない。どういうことなんだ。」


いや、質問されて「はい。○○だからです。」って答える単純馬鹿が私だと思うなよ。


「見当違いだった・・・。いや何でもない。で、いつになったら解除される。」


考えてないというか、知らないというか・・・。


「責任感は何処に置いていったんだ。全く。」


はぁ?文化祭で一番大切なものを『責任感』にした人に言う台詞!?信じらんない。


「そんなこと俺が知るか。早くどうにかしろ。」


・・・めんちゃい。


▶敵のターン


ほらほら。敵の攻撃来まっせー。


「・・・。」


▶メラニンボンバー


そっちも爆弾!?スリーブなのにすっごい関係ないじゃんか。


▶燐無に3、者男に27、曲男に45のダメージを与えた


うん。相も変わらず格の違いすぎるレベルx。


▶燐無のターン


▶与圧


あら、今日はそっち系。


「なんか、溜めてから削った方がいいかと思って。」


▶与圧 1/3


なるほど。分かりやすくオレンジ色のオーラを纏うと。


▶曲男のターン


▶ミアンダリーボム ver.1


「ホーイ♪」


「ぶぶっ。」


いや、アフレコの試しじゃないにしても、君は世界のヒーローじゃないにしてもよ。流石にそんなヒーロー感のないものは。ねぇ。


▶ヒット 敵に3のダメージを与えた


「なんか今回、長くなりそうだねー。」


いや、前回の戦闘はノート6ページ分で、今が2.5ページ分だから。


「大丈夫そう?って、私(一応、)の問題なんだけどね。」


何とかする!


▶者男のターン


「あと何ターンで終わるんだ。」


だーかーら、知らないって。システムの気まぐれじゃないの?


「そうなのか、システム?」


▶このシステムは、物語を円滑に進めるように、管理プログラムのアクセス権を与えられています。


なんとロングなセンテンス。


「もっと簡潔に言え。」


▶はぁ・・・。


「しゃべったぁ!?」


▶作者さんが『消去法で者男にしーよおっと。』と言っていたので。


え~。そんなこと言ってないし。





ピッ






"う~ん。まぁ、消去法で者男にしーよおっと。"









・・・あ、あれ~。システムさんが合成したんじゃないです~?






「作者?」





あっ。者男、UFO!ほら、月がある!そうそう、者男って行間読めんの?ねぇ者男・・・









「作者さーん、いま朝だよ。月なんてないよ。UFOも。」


「にしても、『月が綺麗だね♪』って言うだけで、キュン死にする乙女っていいよねー♪」













「そんなものが通用すると思ったか?」


▶時間切れ











誰か違うこと言ってなかった?












▶敵のターン


▶鞭と鞭


「『飴と鞭』でも『人参と鞭』でもなく・・・。」


「要はツイン鞭ってことでしょ♪あー、待って普通に痛い♪」


そこに音符付けるな!


▶クリーンヒット 曲男に55のダメージを与えた


もう体力かー。ねぇ者男、『飴と鞭』ってどういう意味?


「支配や指導の方法で、甘い扱いをして譲歩する一方で厳しく締め付けることの例えだ。」


お、おう。


「まぁ、社会保険制度で労働者を優遇すると共に社会主義者鎮圧法を制定して支配した、ステーショナリー113世の政策を評した言葉で有名だな。」


「この国の王様ってみんな『ステーショナリー○○世』だから、覚えるの面倒なんだよね♪」


▶燐無のターン


▶与圧


「通行人が何も出来なくて、私が与圧して、曲男のかすりきず、厳しいね。」


確かに・・・。燐無今度は、レッドのオーラね。で、曲男はもうちょっと何とかならないのよ。


▶与圧 2/3


「オレにもっと本気出せってことね♪」


▶ミアンダリーボム ver.1 セルフブート


「よいしょっ♪」


▶クリーンヒット 敵に3のダメージを与えた




▶者男のターン







「さて、反撃といかせt」


なに!?曲男の爆弾が半分しかブートしてない!だとっ。


「それは、この後のヒ・ミ・ツ♪」


キモっ。









「・・・。」





▶文具ブーメラン







ピシッ










ドーン!



ふぁっ!?





▶クリティカルヒット 敵に10のダメージを与えた




って、者男が動けてる!リプレイ!



▶リプレイ


~作者鑑賞中~


えっと、者男が、マイ文具を上に投げ、いいかんじにデコピン!


「「おん。」」


で、摩擦を起こし、敵めがけて一直線。ついでに、スリーブも焼き切ると。ほう。


「なんか、すごい。」


にしてもかっこよー!ただの消しバトがあんなにイケメンになるなんて。


「消しバトねー♪あれ、楽しいよね♪」


「初等教育レベルの奴がする、しょうもない暇潰しの愚行なんて俺がすると思うか。」


▶敵のターン


▶火傷の手当て


そんなのあったっけ?


「防御本能てきなやつ♪」


▶燐無のターン


「よしっ。これで。」


▶与圧 3/3


▶せーので、どん!


最後はブルーのオーラ。満タンになると、そのまま攻撃できるんだね。




「くっらえー!」




ドーン!





おう。衝撃波えげ。


▶アルティメットヒット 敵に120のダメージを与えた









「「・・・。」」


みんなのマウスはあんぐり。


「いえーい!」


燐無さんは元気。


▶曲男のターン


▶与圧


あんたまで。


「いや、少しでもね。攻撃をどうにかしたいから♪」


▶与圧 1/3


はい。オレンジ色になったぞー。


▶者男のターン


久しぶりー。


「シャバの空気、どう♪」


「チッ。」


▶ライトクラッシュ


シャバって言っても、ブタ箱に入ってた訳じゃないんだけどね。


▶ヒット 敵に8のダメージを与えた


「これ、終わんの?私しか削れる奴いないじゃん。」


そうなんだよねー。何か2人ともレベル低いんだもん。


「しょうがないじゃん♪オレ、始めたばっかりだよ♪」


まぁ、実際、レベル上げって難しいんだよねー。


▶敵のターン


▶手当てが難しい


「これは、チャンスだね♪」


▶燐無のターン


「こうなったら、やけくそで削ってやる!」


▶千本のペン雨あられ















「朝霧よ、反転せよ。」












パチン







▶ヒット 敵に32のダメージを与えた


かっけぇ・・・。


▶曲男のターン


▶文具ブーメラン


「オレもやってみよ~っと♪」


「「・・・。」」


スカってなったね。ていうか、者男のあのデコピンの真似ね。


「えーい♪」


▶ヒット 敵に2のダメージを与えた


・・・やけくそで投げたな。


「いや、オレは者男くんより投げるのが得意ってことだよ♪」


▶者男のターン


「じゃあ、どっちが上か。」


▶文具ブーメラン


お、普通に投げた。


▶ヒット 敵に8のダメージを与えた



「まぁ、言うまでもないが。」


・・・(何かしれっとかっこつけてるのはいいけど、レベル差で変わるのはあたりまえだよね。)


▶︎敵のターン


▶︎スリーブしばり


あっ、標準が曲男になってる。やばくね?


「うわ〜、やっべ♪」


▶︎特性


「な〜んてね♪」


▶︎リバーストリック


「えっ!?敵が縛られてんだけど・・・。」


何じゃそりゃー!


▶︎燐無のターン


「・・・バフ配っとこー。」


もうクライマックスだもんね。


▶︎スプリンクルインク


ふてくされて芯をひっこぬく燐無さん。


「うぉーりゃ!」


相も変わらずインクを散らしていくスタイル。


▶︎クリーンヒット 者男に8、曲男に15、敵に34のダメージを与えた


「無差別攻撃ね♪イイじゃん♪」


「よくないだろ、服がインクまみれだ。」


▶︎味方の命中率アップ・与圧を一段階アップ・曲男のダサさをアップ・敵の回避率ダウンが起こった


まぁ、どうせどうにかなるし。


▶︎曲男のターン


そんじゃ、締めよろしく。


「おけ♪」


▶︎与圧 3/3


満タンだね。(うん。これをねらってたんだよー。)


▶︎ミアンダリーボム ver.1 セット9 オールブート




















 

「Velkommen tilbake♪」

























オールでバーン!







「爆風すごっ。これ、焦げたりしないよね?」


「どうせ白紙に戻るだろ。こんな状態を看過するような人間ではない。」


▶︎クリーンヒット 敵に8のダメージを与えた


弱っ。燐無さんのおこぼしボーナスってとこかい。


▶︎クエストクリア リザルト発表


▶︎者男はレベル7、曲男はレベル5になった。


「なんで、あいつの方が経験値多いんだよ。」


へいへい。バグとして対処しておくからさー。


▶︎クエストシステムを終了しています・・・


「さて、白紙に戻すか。」


▶︎ホワイトイレーサー


「わお♪チートじゃん♪」


証拠隠滅もできる優れもの!


「おい。」


ニヤニヤ・・・。














「あっ!朝食!」






あっぶね。忘れるところだった。


「本当だー。」


この健全な青年少女に朝食を抜くのは社会的によくない・・・。


「そうだな。父さんとの約束をここで反故にする訳にはいかない。」


じゃあ、宿(だったかホテルだったか)にレッツゴー!


「「おー!/・・・。」」


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