声を摘む

雫がこぼれて消えてしまいそうな私を

君の言葉だけが包んでくれる

傷つけないように壊れないように触れてくれる優しさも

強くも弱くもありのまま抱きしめてくれる暖かさも全てが愛おしい

変わらない想いは決まってあるのに

導火線のように燃え始めて喉元まで込み上げた言葉が

一歩手前で消化してしまうのは私の悪い癖だから


君という存在が大きくて大切なことは確かで

私という存在を君が輝かせてくれていることも確か

塞がれた出口を開けてくれるのは誰でもなく君が良くて

その時にとなりにいるのは君がいいと心熱くなる

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