良いですね … 「言葉とは 全て遺言かもしれず」か …
それだけに舌足らずな三行目が悔まれます。
滝口泰隆アルファ様、「うたぼっちの里」へのご寄稿、有難うございます。
どの句にも閃きと驚きがあって、興味深く拝読させて頂きました。サイエンスファンタジー的な肌合いも大好きです。
ただ、高いレベルで、句の豊かなポテンシャルがまだ八割程度しか発現され切っていないような口惜しさが残りました。このままでも確かに十分面白かったのですが、詰めの甘さというか、画竜点睛を欠くようなもどかしさが … 。何かが疎かにされているというより、この作者様ならさらにあと半歩は踏み込めるだろうというような予感が残りました。
こういう感性の作品に出遭うと、現代短歌と現代短詩がそうかけ離れた存在ではないことを改めて再認識させられます。
作者からの返信
紹介文にも書きましたが、
この10首は、2016年の歌集から選んだものです。
ですから、生硬な表現があっても当然かなと思います。
なお、「言葉とは」の短歌は、
上の句と下の句で、強弱を付けて、
バランスを取っているのです。
さらに言えば、
上の句がレトリカルなフレーズですので、
下の句は、イ母音を多用して、
音の韻きに任せているのです。
しかし、友未さんの細緻な読解は勉強になりました。
コメントもたくさんいただいて、
嬉しかったです。
ありがとうございました。✨✨✨
編集済
言葉ってホントに何なんでしょう。
遺言…これは思いつかなかったけれど、刺さりました。
うたぼっちの里 仲間です。
友末さんは時に春風、時につむじ風となり、風とともに去って行かれました。今はどこで風を吹かせていらっしゃるのでしょうか…
あのエネルギーには感服しました。
作者からの返信
紅瑠璃さま。
「言葉とは」の短歌を評価してくださり、
ありがとうございました。
励みになります。
ところで、
紅瑠璃さまのコメント「風のように去って行かれました。」
とありますが、
まるで友未さんが亡くなったかのようですが、
違うんですよね。
何かの比喩なんですよね。
もし友未さんの現状をご存じなら、
大変お手数ですが、
私の近況ノートにでも、ご連絡ください。