四十羽 ☆ リュリュエル、武勇!

騎士「俺たち、ダーリッヤの腕の見せどころだ!

いくぞ! みんな!」


魔法使い「まずは俺からだ!

スキル<魔物の愛するゆりかご>!」


「ちっさいけど、見た目愉快なテントを出したわよ!?

わたしが授けたスキルは<魔法を倍する操り箱レベル3>。

スキル名が似てるけど、なんだか変換されてる!?

登録した魔法の威力を魔力消費なしにレベル分だけ倍増するものだったのに!」


騎士「次は俺だ! スキル<誘惑の業剣>!

俺を愛する魔物どもよ! その姿を現せ!」

(騎士様の元のスキルは、11羽を参照してください!)


「ふぅわあ〜! 小さくて可愛い魔物さんたちです!」

「次から次にわらわらとテントから出てくるわね。

でも、こんなチビたちじゃ役に立たないじゃない!」


僧侶「今度はわたしの出番です!

スキル<愛という名の原点回帰>!」


「魔物たちが大きくなっていきます!

元々の大きさですね!」


「うそ……僧侶ちゃんに授けたスキルは<聖という我の厳然回復レベル3>。

聖なる信念を持った者が、厳かな信仰心を持って、癒しの力を高めるものだったのに!」


武闘家「そしてわたしよ! 魔物たちに命令して!」


「ここでエロスな武闘家勇者様の登場です!」

「いらん解説せんでいいわ!」


騎士「魔物たち! 武闘家に一斉攻撃!」


「攻撃!?

ファイアブレスに、岩鱗のつぶてに、葉っぱの刃だったり、その他いっぱい!

武闘家ちゃん、死んじゃうわよ!?」


武闘家「スキル<受肉するほどたまる愛増の武器>!」

(武闘家様の元のスキルは、24羽を参照してください!)


「上着を脱ぎ捨てて、中華ビキニアーマー姿になった武闘家様!

素肌ですべての攻撃を受け止めています!」


武闘家「ふふふふふふふふ……。

燃える感覚、岩に打たれる感覚、刃に刻まれる感覚、エトセトラ!

気ん持ちいい〜〜〜〜〜!」


「武闘家様、お顔がやばいですね!」

「度を越してめざましいドMな成長が加速してるわ!?」

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