第2話

たった一人、みんなで来る筈だった遊園地。


・・・


俺は気分も悪すぎて、一つもアトラクションに乗らないで直ぐに帰った。


_________


あのトラウマから忘れ掛けていたのに、


夏「先輩、久しぶりですね」


久しぶり・・・学校で普通に見かけてたけど、全部無視してたのそっちじゃん。


「・・・そうだな」


昨日連絡が来て、別れたとだから慰めて欲しいと


「私、本当はそこまで彼氏のこと好きじゃなかったんですよ」


「・・・そうなんだ」


「はいっす。ただ相手が付き合ってくれって言うからokしただけです」


「・・・なるほど」


「先輩、しっかり返事してくださいよ!!」


「・・・」


そんなこと言われてもなぁ。

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