第6話 事件の真相
由実の兄は、女子グループの背後に近づくと、肩をガシッと掴んだ。
「おい」
「きゃっ・・・なんか聞こえた!」
「こっわ・・・」
「なんだろう?」
キョロキョロする女子グループ。
そして、後ろを見ると、大きな人狼が。
「あ、人狼だ〜」
「ふざけるな」
「は?なんの話?見ず知らずの人に言われても困るんですけど〜(笑)」
「知っているはずだ」
そして、狼のマスクを外す由実の兄。
そして、女子グループのリーダー各が、真っ青になった。
「あ、あんたは・・・」
「そう。よく覚えててくれたね」
笑みを浮かべる由実に兄。だがそれが逆に怖い。
そして、両サイドにいる女子に言った。
「君たちは関係ない。見ててもいいし、別のところに行ってもいいよ」
女子は逃げていった。
「さぁ。本題に入ろうか」
女子はブルブルと震えている。
「君はすべての先生たちから問題児だと言われている。成績が悪く、留年した。そこで、由実にあった。由実は気が弱い。だから、いじめの標的にした。そうだろう?」
黒い笑顔で質問する由実の兄。
女子はブルブルと震えるだけで、何も言わない。」
「そして、由実は、ぼく、すなわち兄が好きだと君は考えた。そして、由実の悲しがる顔を見たくて、僕を道路の突き落とした。そうだろう?」
兄は、女子を平手打ちしようとした。
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