4.ウケるジャンルはサイトによって色々

 「小説家になろう」って、やっぱりイメージは「異世界ファンタジー」ですよね。有名な作品がたくさんありますし、今でも投稿作品が多いです。

 最近は異世界恋愛ものが多いイメージでしょうか?

「なろう」で人気が出た作品の二番煎じがカクヨムにゴロゴロ転がっているように見えます。もちろん、「なろう」サイト内も然り、ですが。


 何となくの偏見ですが、「なろう」を開く読者さんは高確率で異世界ファンタジーを期待している。だからこそ、ジャンルが異世界ファンタジーなら読まれる率は高いのでしょう。面白くないと飽きられるのも早いと思うけど。


 私がなろうで読んでいるのは『薬屋のひとりごと』だから、一概に異世界ファンタジーばかりではないとも思いますけどね。

 てか、あれは作品のレベルが高すぎて比較対象にしていいのか迷いますが。


 まぁ、『モブ恋』以外に、『あやし亭』も「なろう」にアップしたわけです。

 正直なところ、個人的には『あやし亭』の方が読まれてほしいわけですね。代表作でメインジャンルなわけなので。


 PV数1000前後で、カクヨムもなろうも大体同じでした。

 到達した日数を考えると、なろうの方が明らかに早かったけど。二週間くらい? だった気がします。

 でも感想や評価の数が明らかにカクヨムの方が多い! ブクマの数も桁違いでした。ちょっとびっくり。


 で、思った。

「カクヨムの方が伝奇時代劇みたいな、ちょっと読みずらい話も面白いと思ってくれる人、多い」と。

 多分『あやし亭』って、自分でも書いている人が読んでくれているパターンが多いのかなって思います。読専さんには受けない話なんだろうと(笑)。

 だから、読専少なくて書いてる人が多いカクヨムでウケるんじゃないかと思いました。


 同じ理由で『潺の鈴 御庭番怪異禄』って話もアップしているのですが、この話に関しては読んでもらおうと思ってアップしていませんでした。

 書いた本人が言うのもなんだけど、文章硬くて読みづれぇ。時代小説を読み慣れてないと内容が頭に入ってこねぇよ(爆)。


 ただ、Web投稿サイトにこの手の話をアップして、どの程度読まれるのか知りたかっただけでした。

 あとは、「色々書けますよ」アピールしたかっただけです。やらしいでしょう?

 このエッセイでは多少、自分の性格の悪さもアピっていきたいと思ってます(笑)。


 でも、泣きたくなるくらい嬉しい感想は、やっぱりこの二作品に集中するんですね。これまでレビューやコメントをくださった皆様、本当に有難うございます。主に泣いてます。


 数じゃないよなぁ、というのがこの二作品に関しての感想でしょうか。読んでくれた人の濃度が濃い、といいましょうか。


 不思議だな、と思ったのは、「なろう」においてもこの二作品は、やっぱり一定数の読者様はいてくれてます。

『潺の鈴』なんて正直、誰も読まないだろうと思っていたけど、数名の方は更新のたびに読んでくれています。嬉しい限りです。


 なので、メインジャンルである伝奇時代劇に関しては、カクヨム・なろうの両方でアップしていこうかなと考えています。


 で、次は現代ファンタジーや御江戸小噺をアップしてみたいなと思っています。

 カクヨムとなろうにアップしての比較、楽しくなってきました。

 まぁ、まだ書いてないから、遠い先のお話になると思いますが。

 このエッセイもまた何か思いついたら、更新しようと思います。




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