第30話 新装備


「よし!今日は気合い入れて行くぞ!」

「そのいきなのじゃ!」

「今日は大丈夫!」

 91階層、リッチが出てきた。

 大量のアンデットを呼び出すので時間がかかるが立地を倒してなんとかなった。

「ここから始まりかよ」

「やっぱり止めてよかった」

「ありがとうございます」

 ドロップはリッチの杖、

 92階層、デモンズリッチ、またリッチかよ!大量のしもべを引き連れて来るのやめてくれ!斬りまくり火遁の術で薙ぎ払いなんとか倒すことに成功した。

「一度で十分!辛いですな」

「まだ残ってるわよ」

「はぁ!」

 ドロップはデモンズリッチの杖、

 何が違うんだろうか見た目は違うけどな。

 93階層、スティールワイバーン!

 なんでワイバーンが鎧着てんだよ!

 まぁ、ダンジョン型だから高く飛べないのでクナイで落として斬る。

 聖銀のナックルガードがドロップだ。

 どう言う基準なんだ?


 94階層、アドべンチャラーと言う人形の魔物だ。素早い動きでスキルも使って来るが雷光で痺れさせ斬る。

 ドロップは聖銀のソードだった。


 95階層、ボス部屋にはキメラだ。

「ちっ!」

 三つの首と尻尾で死角が無いな。

 とりあえず火遁の術を使うが火を吹いて相殺されるので影潜りで蛇をまず倒した。

「まだまだぁ!」

 ヤギの目を抉りそのままの勢いで蹴りを放つ雷光の追撃も忘れずにつけて、下に潜ってダガーで斬り裂きようやく倒れた。

 ドロップはキメラの槍だった。

「はぁ、はぁ、はぁ、」

 宝箱には金貨95枚、もっと多くていいのにな。

 96階層、水龍だ。

 雷光を放ち痺れてる間に首を斬る。

 相性が良かったな。

 水龍の太刀がドロップだった。


 97階層、赤龍はとにかくガードしながら削っていく。土魔法を使って突き刺したりしながらなんとか倒せた。

 赤龍の太刀がドロップだ。


 98階層、木龍、火遁の術を、使いながら倒す。これも相性だな。

 ドロップは木龍の杖だ。


 99階層、

 亀龍だった。凄いブレスを吐いてくるので避けるので手一杯だが、近くに寄り削って行く。1時間くらい経った気がするがようやく倒せた。

 亀龍の盾がドロップだ。

「流石にここで辞めるわけにはいかないな」

「えぇ。でもまだチャンスはあるのよ?」

「またくればいい」

「いや、どうせ最後もドラゴンだろうしな」

「まぁ、やばかったら助けるのじゃ」

「どうせ1人でやりたいんでしょ?」

「あぁ、ここまできたからな」


 100階層、最後のボスの扉を開く。

 最後は白龍と黒龍の2匹同時だった。

「マジかよ!くそっ!やってやるよ!」

 白龍にブレスでやられ、黒龍に体当たりで吹き飛ばされるが回復魔法で治してなんとか白龍を倒し、黒龍も削って最後は首を光魔法を纏ったダガーで首を斬り落とした。

 ドロップは白龍のダガーに黒龍のダガーだった。ミスリルのダガーももう限界だったらしく折れてしまった。

「たぁー!なんとか倒せたぞ!」

「よくやったのじゃ」

「本当によくやった」

 このダガーはこれから俺の相棒にする。

 宝箱を開けると白金貨が十枚入っていた!

サーシャは驚きミスティも声が出なかった様だ。

 俺は画面に白金貨を入れて、黒龍の外套、黒龍の胸当てと黒龍のブーツを買う。

 あとはガチャだな。

 ダンジョン攻略報酬を回す。

 『スキル黒龍の波動』を手に入れた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 忠野 健人タダノケント  23歳

 レベル 147(限界突破) 職業 忍者

 スキル 短剣術極 アクセル 迅雷 雷光 追撃 鑑定 中級忍術 上級回復魔法 風魔法極 上級火魔法 中級土魔法 中級水魔法 中級光魔法 罠探知 罠解除 麻痺無効 毒無効 睡眠無効 黒龍の波動

 ユニーク 疾風怒濤 一撃死無効

 称号 ラック限界突破

    ダンジョン踏破者

 装備 黒龍の外套

    白龍のダガー

    黒龍のダガー

    スピードピアス

    マジックバック(大)

    クロスベルト

    黒龍の胸当て

    黒龍のブーツ

             91550000リラ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「よしっ!これでレベルも2人に近づいただろ!」

「そうじゃのう。これからも強くなるのじゃ」

「やっと追いついた」

「うるせぇよ、なんとかなったな!」

 道を進みダンジョンコアに触って外に出る。

「うーーん、そとがやっぱりいいなぁ!」

「じゃのう」

「賛同する」

「じゃあ、残りの武器を売りに今野さんとこに行こう」

 車に乗って葛飾ギルドに行く。

 受付に行くと今野さんが笑顔で対応してくれる。

「武器を買い取ってください」

「分かりました、別室で」

 良い値がつくのがここだ。ちゃんと査定してくれる。

「凄いですねこのナックル!」

「聖銀だからミスリルでしょうね」

「あ、私も鑑定は持ってますからね」

「知ってますから」

 じゃないとちゃんとした査定ができないじゃ無いか。

「ついに刀ですか!」

「龍だったので苦労しましたよ!」

「これは高く売れる」

「あはは、買い手がいればいいですが」

「いますよ?太刀はないのかとくるお客さんもいますしね」

 へぇ、そんな人がいるんだ。

「お爺さんですから観賞用ですかね」

「あはは、どうせなら使って貰いたいですね」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る