第26話 若返りの薬


 44階層、

 シャドーオウル、素早くて飛ぶので攻撃しにくい、魔法を使うと立ちて来るのでその間に斬る。ドロップは素早さの腕輪だった。これは良いな。俺も両腕につけてみた。


 45階層、ボス部屋だ。

 トレントよりでかい木のモンスター。ビッグツリーだ。火に弱いのは分かっているのでファイヤーウォールで寄せ付けないうちに裏に周り炎舞で攻撃して倒した。

 ドロップはマジックワンドという杖だ。

は宝箱にはガチャと金貨が45枚。

 なかなか渋かったのでそのまま50階層まで行くことにした。  

 46階層は蜂の巣だった。そのまま中に入り蜂を倒していく女王蜂がいたので倒すと蜂の巣も消えてハニードロップというものに変化した。

 ハニードロップ…体力が上がる

 鑑定してみたらこう書いてあったのでこれはこの階層を根こそぎとらないとな!

 47階層にはパワーコングと言うゴリラだな!

 攻撃を受けるとダガーがやられそうなので風魔法と火魔法を使いファイヤーストームで倒したら今度はパワードロップだ。この階層はステータスアップ系なのかな?

 48階層はカマイタチだ。風を飛ばして来るのでこちらも当たらないようにアクセルを使って接近し戦う。倒すとスピードドロップだ。

 49階層ここは魔導士というモンスターなのか人なのかわからない外套を被ったのが出てきたが魔法を繰り出して来るのでアクセルで近寄って斬ったらなかは空洞ですぐに倒れる。ドロップはマジックドロップ。


 50階層まで来た。ボス部屋を開くとそこにはドラゴンゾンビがいた。

「くそッ!」

 斬ってもすぐ再生し魔法もあまり効き目がない。

「核を狙うのじゃ」

「分かってるけど、何処にあるかわからないんだよ」

「しょうがないのう、フレイムウォール」

「あそこか!」

 胸のところにある核が見えた。

「アクセル」

 で近寄って炎舞で攻撃しやっと倒せた。

 ドロップは若返りの薬だった。

「如何やらこのダンジョンは50階層までらしいのう」

「そうなのか?」

 宝箱を開けるぞ!金貨が50枚はいっていた。

 奥に続く道があり先に進むとダンジョンコアがあったので触ると、

 1、ダンジョンを消滅

 2、ダンジョンコアを受け取る

 3、ダンジョン1階層にもどるとあったので、3を選びダンジョン1階層に戻ってきた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 忠野 健人タダノケント  23歳

 レベル 113(限界突破) 職業 忍者

 スキル 上級短剣術 アクセル 迅雷 追撃 鑑定 中級回復魔法 上級風魔法 中級火魔法 中級土魔法 中級水魔法 中級光魔法 罠探知 罠解除 麻痺無効 毒無効 睡眠無効

 ユニーク 疾風怒濤 一撃死無効

 称号 ラック限界突破

    ダンジョン踏破者

    ダンジョン攻略(未)

 装備 黒狼の外套

    ミスリルラージダガー

    ミスリルラージダガー

    スピードピアス

    マジックバック(大)

    クロスベルト

    黒狼の胸当て

    黒狼のブーツ

              41455000リラ

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 久しぶりにガチャだな。

 ガチャからは『スキル 忍法』が入っていた。忍者になってから魔法があるから良かったけど今更感がある。まぁ、良いだろう。


 とりあえずギルドに戻り別室で話をする。

「ここのダンジョンは50階層で終わりですね」

「攻略したんですか!おめでとうございます!」

「で消滅かコアの獲得か1階層に戻るとあったので1階層に戻ってきました」

「そうですか、無くなると困るのでありがとうございます」

 あとこれが40階層からのドロップとマッピングですね。

「マッピングありがとうございます。後これはなんですか?」

「41階層からメリーシープの羊毛。聞き耳の効果のあるカチューシャ、鑑定のモノクル、素早さの腕輪、マジックワンドですね」

「全部魔道具ですか?鑑定のモノクルはいいですね」

「45階層からのものはステータスアップ系で体力、力、素早さ、魔力のドロップですね」

「最後の50階層は?」

「若返りの薬だそうです」

「うわぁ」

「ですよね」

「これは報告しないといけないのが苦しいですね」

 今野さんも唸っている。

「マジックバッグの比じゃないですからね」

 若返りの薬…10歳若返る。

「鑑定しましたけど10歳若返るそうです」

「これは困りましたね」

「何が困ったんだ?」

「ギルド長に副ギルド長まで?如何したんですか?」

 そこには腕を組んだギルド長と副ギルド長がいた。

「実は…」


「なに!若返りの薬?!」

「はい」

「これはヤバいものが出ましたね」

 やはり副ギルド長もそう思うらしい。

「これは見つけた忠野さんにお任せします」

「えっ!」

「上には報告はしますが、持っていてください、ダンジョンで見つけた冒険者の物ですから」

「分かりましたけど大丈夫ですか?」

「これは値段がつけられないので」

「それにあなたが持っている方が一番安全ですからね」

「分かりました」

 ふぅ、結局は冒険者任せか。

 後のドロップ系は一個づつ渡して後は俺のものにした。ステータスアップはしたいからね。

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