第15話千茶は嫁さん
今日は、朝からビールを飲み、昼はうどんのミノヤで瓶ビールを飲んだ。
千茶は飲んでいない。
僕は昨日、離婚を嫁さんから言い渡された。アイツは姉妹がいるし、息子もそばにいる。
逆にそんな状態なら、自殺モンだ。
僕は一人ぼっちじゃないか!
ネグレクトをずっと受けていたので、離婚してもあまり変わらない。
僕の顔を見たく無いのだろう。
だから、千茶に結婚指輪を形見として渡した。
僕はいつ死んでも構わない。だって、僕が居なくても、嫁さんちの生活は回るからだ。
でもね、千茶の存在が有り難いんだよね。
離婚したら、千茶と同棲したくらいだが、新しい賃貸を見つけるのは苦労だ。
また、4月に来てもらう事にした。
その前に、千茶は4月に来る予定だったらしい。
夜はチャミスルだな。
酔っ払っている時だけが、心が安定する。僕は自分がアル中であるとこを素直に認める。もちろん、仕事に差し支えないくらいの。
ため息ばかり。
千茶が居なくなれば、完全に孤立する。
また、母が亡くなったら、天涯孤独だ。
ネグレクトはキツいよ。
こうなったら、アイツよりも幸せになってやりたい。
男嫌いのクセに結婚するなよ!他にも女の子はいたのに!
酔っ払ってますね。
千茶、これから宜しく。
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