2024年 4月 5日 17:00



「というわけで、これより庁舎に向かう準備をする。明日の朝、出発するため、各々準備するように。あと、それぞれ自己紹介をして知り合っておくように。連携が重要だからな。」


 彼から説明があった。


「というわけで、俺は管理者の宇津木うつぎという。よろしく頼む。」


 目の前の机には、バールやナイフだけでなく、食料品からヘルメットまで、様々なものがあった。


 一人一人、手に取り始めていた。




×+×+×+×+×




「えーと、じゃあ私は加藤麻衣かとうまいと言います。」


 とりあえず、自己紹介をする。


「私は、鹿野かの。よろしく。」


「わ、私は、佐々木ささきです。よろしくお願いします。」


 なんとか、周りの人と連携できるくらいには仲良くなっておきたい。

 けれど、もう時間も時間だ。

 

 細かいことは、明日になりそうだ。





 …なんだかんだ、最近は1日が早く過ぎていった気がする。

 やることがない、できない生活は、案外つまらないものだ。


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