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ようやくわたしはリンネイに全てを伝える決意をした。
もう隠し切れないだろうと。
中途半端に行動しても、もう充分にリンネイを傷つけてしまっている。
それならば、いっそのこと全てを伝えてしまったほうがリンネイの傷も少なくなるのではないか?
けれど、直接言うのは、何か心無い言葉を言ってしまいそうだった。
それに、わたしの感情を整理しないと、中途半端に行動しているのと同じだ。
伝えるのならば完璧に。
だから、わたしは手紙という手段に縋った。
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