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 ある日リンネイは言った。


 聞けば、その好きな人に恋愛相談をしてしまったという。


 そのLINEのやり取りを見せてもらった。


 女の子が好きなんだけど気持ち悪くないかな?というようなやり取りだった。


 リンネイの好きな人は、後輩の女の子だった。


 その子をセレネと呼ぶことにする。


 セレネとリンネイは、よく趣味の話で盛り上がっているほど仲が良い印象だった。


 リンネイのその相談に、彼女は優しさ溢れた返しをしていた。


 わたしはどう言っていいか分からなくて、そっとスマホをリンネイに返した。

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