LGBTQすら受け入れられない糞人間ですが

飛花

1

 LGBTQ。


 初めてその単語を知ったのは小学生のときだ。


 そのころは、LGBTだったっけな。


 聞いたときは、「ふうん、そんな人もいるんだな」くらいに思ったような記憶がある。


 特別取り立てることも無く、普通のこととして受け入れたような。


 今考えれば、他人事だと思ったからなんだろうなと。


 本当に存在するのか、少し疑問に思ったくらいだ。


 そのころのわたしは素直だったから、たぶん信じたのだろう。


 LGBTだとしても、その人であることは変わらないんだし、特別取り立てることもないな、と。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る