第37話~刻を紡ぐ~

七海とメインストリートを目的地も無くメインストリート歩いてるよ

路面にテーブルが出てる店だと料理とか少し見れて予想出来るけど店内だけだと看板が読めないのでイラストで想像になるんだけどコレもガイアとデフォルメの表現方法が違うのかよくわからない物が多い

思わず七海と視線を合わせて笑ってしまうよ

「もうどっか運任せで突撃してみる?」

”それも面白そうだね!”


「おーい白金の御二人さ~ん!」

白金で二人組って私達のこと?

すぐ横の店が出したテーブル席で飲んでるカップルの男性が手を振ってる

「どうする?」

”まあ虎穴に入らねばな感じがする”

「白金級をナンパだったら笑うけど」

決まったのでカップルのテーブルに近づいて行くと向かいに座っていた女が男の横に移動して並んだ二席を空けてくれる

一礼して席に座るよ


「飲み物はワインで大丈夫かな?」

七海がうなずく

男は店員を呼び止めグラスの追加を頼む

すぐにワイングラスが二脚届き

女がグラスにワインを注ぎ私達の前に出す

「ほい乾杯」

グラスを軽く掲げ一口飲む


私は多分いや間違いなく私の物語に熟知してくれてる七海もこの二人を知っている

赤毛の短髪で少し茶色い肌の三十歳位に見えるずーっと半笑いな男は闇の国第一師団団長のケン

濃い青髪を肩までのワンレンで色白で二十半位の柔らかい印象の美人は闇の国第一師団副団長のナンシー

二人とも祝福の日を迎えていてケンは金でナンシーは銀乃剣使いだよ

あっ二人は夫婦だよ

見た瞬間から怪しくないの分かってたからテーブルに御呼ばれしたけど彼等が私の存在に気が付いてるとは思えないから冒険者として何か用事があるんだよね


「なんだか俺らを知ってる感じかい?」

これトラップだよ知ってるっていったら数日前に王都に来て訓練遠征しててさっき王都に戻って来た俺をなんで知ってるって?パターンだよ

ケンが物語でスパイとか見抜く時に使う手で物語に書いてるからね

七海も気が付いてくれたね

「お初でございますよ私達を白金と知った上で声を掛けられたので御同席させて頂きました」

ナイス七海!そう上級冒険者に理由もなく身分表示をしてない一般人が用もなく声を掛ける事はかなりの無礼になるからね

「ふふ貴方ルシファー様が直々に御挨拶を私達にして来るように命じた御二人ですよそんな安普請は通じませんよ」

「俺らの創造主様に俺の安普請な演技が通じる訳ないか大変失礼をいたしました」


二人の顔が呑気にデートをしていた一般人表情から軍人特有の上官に絶対服従な真面目表情になる

”あの周りが怪しむから表情戻して!”

「御命令とあれば」

でえ表情変わらない二人でえ

もうケンもナンシー堅物すぎい~

「彩美も私も上下関係とかの変な緊張感は嫌いなの公式な場以外は普通に接してくれるとうれしいな」

七海は流石だよ・・・この緩急を上手く使ったトークテクは本当に新宿でも感じてるけど凄すぎるんだよ

二人の顔が和んで来たよ


”七海さあ!お腹減ってるよね”

「うん!なんかコノお店のおススメを超辛さ抑えめでお願い出来ないかなナンシー」

「でわ!この店名物料理のもつ鍋でどうです?」

”わあ!もつ鍋大好きだよ”

「もつ鍋と言えば酒は白酒だな!」

ナンシーとケンが食べ物話に喰い付いてくれて普通の表情に戻ってくれたよ

(彩美も私に色々感じてると思うけど貴方も新宿で逸材レベルの察すをやってるんだよ)

初めてモツ鍋を食べた時に美味しさの感動が抜けなくて帰宅後に設定は西洋なのに無理やり物語に書いたのがなんて人生は先が読めなく面白いね


注文をしたら

「じゃワイン飲み切っちゃおうね」

ボトルに残ってたワインをナンシーが皆んなのグラスに注ぐ

”難しい話は後にして改めて乾杯!”

「「かんぱーい」」

予想通りで全員一息で飲み干したよ


「しかし彩美のもつ鍋好きは知っているけど中世西洋の物語に出しちゃうとかのシーンは笑ったよ」

もう二人が私達の事を知ってる前提で話してるね七海は

”七海だってもつ鍋好きだから結果は成功じゃないかな”

「彩美様と七海様はもつ鍋大好きなんですか?」

「「うん」」

「そうですか私達も大好きで王都に滞在してる時は週一でここに通ってるんですよ」

”もつ鍋は正義!”

「なにそれ彩美」

なんか皆んなで大爆笑

さてアイスブレイクは上手くいったかな


”最初に伝えておくよ物語は私の手を離れ独自の道を歩いてるのだから今は同じ世界に生きる仲間だから私と貴方達で上も下もないの”

「だから様とか敬語とかじゃなくて友達として接して欲しいんだ」

「わかりました!が・・・そうなるとケンの箍が心配です」

”気にしない気にしない!”

「だって彩美がね」

”うん”

そう私がその性格を設定したんだからさ


炭火コンロに乗せられた鍋と白酒デキャンタが届いたよ

黒い三十センチ位のオーバルココットに少し茶褐色なスープが張られ大量の葉物野菜と一口大の白い塊が大量に入ってるよ

白い塊はかなり脂の塊に見えるねシロコロな感じだよね

刻まれた唐辛子とスライスされたニンニクがスープの中に見えるので見た目の再現度は高そうだよ

ナンシーが小皿に取り分けてくれたよ


ケンとナンシーは別添えで来た赤い粉を大量に振りかけてるよ

まずはスープを一口飲んでみると見た目の色から予想通りで醤油ベースだね出汁は魚ベースに感じるけど鰹節とかでなく干物魚な感じだね

次はモツだね口に含むと脂の塊ぃ!って感じだけど甘みがあってプリプリの食感はシロコロとかなり近くて美味しいよ

最後は野菜だけど何種類か入ってるねホウレン草に近いのとセロリに近いのとキャベツに近いけど厚みが無いよ野性味の苦味を少し感じるけど溶けだしたモツの脂にニンニクとか唐辛子のアクセントで気にならないで美味しく食べれるね

ギルド酒場でお腹いっぱいのはずがもつ鍋の魅力に負けて食欲が止まらないよ

白酒も強いアルコールが脂を流してくれて合うね


七海も美味しい美味しいとパクパク食べて小皿が空になるとナンシーが大盛で装ってくれてるよ

私は小皿三杯で限界だけど三人は凄い勢いで食べてモツとか野菜を何回か追加してるよ

しかし今は私と同じサイズの体のはずなのに何処に入っていくのだろう胃袋に空間拡張術が施されているのではないかと思う最近だよ

「ふ~食べたな七海は〆もいけるか?」

「もっちのろん」

まだ食べるのか!

〆は麺だね見た目はうどんに近いね

少し煮込んだらナンシーが取り分けてくれてるよ

「彩美ちゃんも少しだけ食べる?」

”うん頂きます”

ちゃん・・・かあナンシーも自分で何か答えを出したみたいだね


まさに「うどん」でした

もつ鍋の〆とはラーメンが定番だったけどコレも合うね

今度ガイアでもやってみようかなあ

食事も終わり鍋を下げてもらい漬物盛り合わせと白酒の追加をお願いするナンシー

これからの会話は一般人に聞こえると色々とややこしい事になるので遮音結界をテーブルの周りに張るよ

”さあてどこまでルシファーから聞いてるかな?”

「二人が覚醒者でガイアから来て無敵チートで将来的にダブネスを倒すまでです」

「信じられた?」

「ルシファー様が言うんだ信じるしかないし昨晩の戦い話を聞けば信じるしかないだろ」

「冒険者登録から数日で白金とか信じるしかないですよ」

「冒険者になった理由もルシファー様から聞いたが俺たちはその作戦に見事にハマった訳だ」


”それでただ挨拶に来ただけではないんでしょ”

「やっぱり全て御見通しかよ」

「白金級となれば多くの冒険者の中でも数百人に一人の一目置かれる存在です」

「理由が付けば目的の一歩目として第一師団顧問の名目で王宮に出入りする事ができる」

”顧問になり正規軍と行動を共にして実績を上げれば依頼や昇級試験を待つより昇級もしやすくなるからとルシファーが考えてくれたのかな”

「そうです私達も御二人の話をお聞きして協力出来るならばと請け賜わった次第です」

冒険者は腕を買われて各国の軍に協力をする時がある

もちろん冒険者ギルドは中立の立場だから対盗賊や対モンスターに関する冒険者の強力は推奨してるが傭兵として国家間戦争への協力は資格剥奪になる祖国を守る戦いの場合を除いて


「闇の国から絶対他国へ戦争を仕掛ける事はないので資格剥奪には問題ありませんし他国から侵略を受けた場合は闇の国ギルド登録の御二人であれば祖国として闇の国を守る戦いへの参加は問題ないので安心して軍顧問を受けて頂けるだろうがルシファー様のお考えです」

”少し先の将来はで考えていたけどルシファーがここまで早く動くとはね”

軍に参加し盗賊団討伐やモンスター討伐をした場合は実績として国が冒険者ギルドに報告をしギルドにて内容が精査され真実の報告と判断されると果たした役割に応じて点数が加算され規定点数になると昇級となる

このシステムは冒険者パーティー程度では対応出来ない大規模な依頼が入った場合に冒険者が参画する軍も協力もする事とバーターになっており冒険者ギルド側にもメリットがあるので作られた制度なんだよ


この後はルシファーがお膳立てしてくれた「参加する理由」になる「偶発的な事が起きる依頼」について二人から説明があり打合せは終了

”二人と今宵会えたのは嬉しかったよ”

「私達もお会い出来て光栄でした一緒に行動出来る様になる日を楽しみにしております」

明日は休暇な二人はもう少し飲むそうなので私達は先に帰る事にしたよ


黒泉館の部屋に帰り呼鈴をならしたらテラスで七海と一緒に一服

久々の一服は気持ちいいくらい身に沁みるよ

一服を終えて部屋に戻るとナタリーが来てくれたよ

「お酒の御準備でよろしいですか」

「今日はワインをお願いしていいかな?」

「はい」

ワインの準備にナタリーが一度部屋を出る


ソファーに腰かけると七海が肩に頭を乗せるよう寄り添ってくれたよ

”しかし色々考えていた予定より早く進んで驚きだよ”

「ルシファーが物語の時よりアクティブになってる気がするね」

”うん”

「あっ明日の夜は」

”うん満月だね楽しみだよ”

まだ一週間もたってないけど美香の声を聞けるのは楽しみで待ち遠しいね

ナタリーがワインとグラスをソファーテーブルにセットしてくれたよ

「今着ておられております服と同じ物を着替え用に手配しておりますが少し時間がかかりますので完成まで洗濯時は普段着でお願いをいたします」

”ありがとう”

一礼するとナタリーが戻っていった


七海がワインをグラスに注いでくれたよ

「「乾杯」」

軽くグラスを触れさせ一息で一杯目を飲み干す

今日のは軽いけどスパイシーで定番重めから味変で飲む感じでいいね

七海が空いたグラスにワインを注いでくれる

七海と目が合い唇を重ねる

お互いを貪る口付けをしばらく楽しんだよ

キスの後はしばらく七海が私に体を預ける感じで言葉なくお互いの体温を楽しみながらワインを飲んだよ

そういえば私が男だった時は逆に体を預けることの方が多かったね

少し古風だけど男を立てるみたいな感じで体が女体化しても貴方は私の旦那だよって七海が言ってくれてるみたいだね


ボトルの半分くらい飲んだところで

「お風呂入っちゃおうか」

”そうだね二日入ってないから埃だらけだよね”

ワインボトルとグラスは先に湯舟脇のテーブルに持って置いといたよ

服と下着を脱ぎ籠に入れクローゼットからタオルを持ってテラスへ

テーブルで一服

全裸だと少し寒いけど今晩はかなり飲んでるので火照った体には気持ちいいね

満月に限りなく近くて七色に輝く月明り

月明りに照らされる七海が綺麗で愛おし過ぎだよ

「女の顔はもう少し我慢だよ」

七海に私の心の中は丸見えだね


体を洗い湯舟に浸かると月が綺麗に見えるね

ワインを飲みながら月を眺めてると七海と念通の前日夜に翌日が待ち遠しかった記憶がよみがえるよ

七海と再会出来るまでは本当は高熱で今際になって見てる夢なんじゃないかとか何回も考えたよね

でも今は身を寄せる七海の温もりがこの誰も信じてくれない世界が現実だと教えてくれる

もし七海と出会わず放浪生活を死で終え物語最後をの一文を書き換える前の「まどか」との融合が実現していたとしたら

私はこれ以上の苦から逃げるため闇に意識を沈めて存在を終わらしただろう

そして再び歴史が遡り私の存在は消え私が存在しなかった世界の刻がただ続くだけ


今なら「まどか」の考えてた未来が今ならわかるよ

どんな苦が待っていようと無敵チートの力で世界を守る守護神を刻が続く限り続ける

そんな苦を受け入れる覚悟は凄いけど無敵チートなんて「浮世」は永遠に続かないんだよ

無敵チートで世界に安寧を守るなんて新宿の蝶が永遠に飛び続ける事が出来ない様に永遠は無理なんだ

まどかは幼き私がワンパンヒーローで紡いだ存在

ワンパンでダブネスを倒した後に完璧な統治をしても刻が永く続けば統治される側に必ず不満が生まれる

そんな摂理もわからなかった幼き頃の私が紡いだ純粋無垢な心を持つ無敵ヒロインだから

満たされた世界でも「今より良い世界があるはず」とガイアであれメネシスであれ思い行動する者が現れる

まどか以上の無敵チートの者が現れまどかを倒す可能性は刻を永遠とすれば必ず訪れる

だから融合を拒否した私は世界が己の力で未来を切り開く力を手に入れる手助けを終えたら表舞台から去らなければならない


「ふふ大人の顔も出来る様になったんだね」

”えっ!?”

「説明は難しいよ前は自信がないことを自信とする矛盾だったのが今は自分自身に自信を持ってる」

”これから成そうとしてることは世界の全ての人に影響が及ぶから自信は無いけどやってみようじゃ駄目なんだ”

「そのメネシスもガイアも絶対に救うって決意が現れ表情も少年から少女そして大人の女顔に成長したんだね」

”全てを終え辺境の誰も訪れないような場所で七海と着いて来てくれるなら美香も一緒に時々気まぐれで遊びに来てくれる友に囲まれ永遠の安寧を刻が尽きるまで過ごしたい”

「それ最高だね」

突然でも予想はしてたけど七海が唇を重ねて来たよ

絶対に・・・もう二度と離れないって感じる力で強く抱きしめられる


七海の舌に刺激され時々甘噛みされる快感に身を委ねる私

脳がどんどん白く染まって行くよ

完全に脳が白く染まり弾け訪れる絶頂と同時に薄くなっていく意識

体が伸び切った次の瞬間に訪れる急激な脱力

口の中にワインの味が広がる感覚で意識が少しずつ戻る

唇に七海の唇の感覚がある

唇が離れ七海が顔を少し離すと悪戯子の表情でほほ笑んでる

飛んだ意識を引き戻すのに口移しでワインを飲まされたんだね

私もワインを口に含み七海を強く抱きしめ口付けをして流し込む

「ああ至福だね少し火照りは落ち着いたかな」

小さな声で

”うん”


湯舟の中で横に座り直して七海の肩に腕を回し引き寄せる

七海が私に体を預ける

しばらく無言で月を眺め寄り添う七海の感触を堪能しながらワインを楽しんだよ

「さて上がってお楽しみの前に少し作戦会議をすましちゃおうか」

ワインを飲み切ったのでよいタイミングだね

体を拭き寝着を着てソファーへ

呼鈴を鳴らし米酒をお願いする

ナタリーが届けてくれた米酒を飲みながら

「偶発的な依頼を受けた後は行動のタイミングがかなりシビアだね」

”監視者は付かない依頼だから先行して待機してて機を見て登場しかないかな”

「まあケンが話を合わせてくれるから少し無理のある登場でも何とかなりそうだね」

今回の作戦が成功すれば計画全体も大きく進むので念を入れて調整をしておかないとね


”まあ決行は数日後だから今日はここまででいいかな”

「そうだね」

七海が肩にもたれ掛かって来たよ

「さっき話してた辺境で過ごす夢は本当に楽しみだね」

”まあそれまでの道は長いけどね”

グラスに残っていた米酒を飲み干し七海の顔を見ると少し見上げ私の顔を見てる

って七海の方が先にモードにはいってるよ

”七海が先に我慢できなくなってるよ”

「だって彩美が可愛い過ぎるんだもん」


七海を御姫様抱っこでベッドへ

ベッドへ七海を寝かすと七海の上に跨り体重を掛けないよう座る

七海の顔をベッドで見下ろすって新鮮な気分

あれ私が上って初めてじゃない!?

改めて七海の顔を見ると艶っぽい表情だけど少し悪戯子な笑いが含まれてる気がする

口付けをしようと顔を近づけると

「今日は私が猫さんねニャァ~」

艶や度百二十%の囁きだよ


いつも七海が私に施してる手順を思い出し再現する

濃厚な口付けを飽きるまで楽しんで首筋から右胸の先端に舌を走らせる

七海の喘ぎが声が徐々に大きくなり体が反り出す

次は左胸まで舌を走らし臍周りをゆっくり通過してアソコへ

ここまで来ると七海の体は痙攣を軽く含んだ反った状態で喘ぎは最高潮に

覚醒後から私の肉体は七海の複製品だから与えられた刺激に対した反応は同じだから

七海が私にする手順を再現すれば七海は快楽の海に溺れることは間違いない


どれだけの刻が過ぎただろう

私の横では余韻で軽く痙攣しつつ薄く細い白目を剥き溶けた表情の七海がいる

少しずつ呼吸が落ち着くに連れ表情は目を閉じも痙攣も収まり安眠の世界に落ちて行く七海を見れる幸せ

肉体的な快楽でなく精神的に愛おしき人を快楽の海に沈めた今まで感じた事のない快感に全身が満たされているよ

抱きしめる七海の温もりに吸い取られるように・・・意識が・・・闇に落ちて行く・・・

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