第10話午前0時20分

昨夜は19時くらいに寝たので、案の定この時間帯に目覚めた。

幾分、気持ちの整理が出来た。

僕は4年後離婚する。

一方的に言われたが、どうでもいい。

皆さん離婚より、闘病の方がどれだけ辛いか分かってもらえるだろうか?

離婚は紙切れ1枚だが、薬は100錠毎日飲まなくてはいけない。

これから先、アイツも絶対に心身のどちらかが悪くなるの時がくるだろう。

そして、その時、初めて闘病の苦しみを理解するだろう。

早く痩せて、動ける身体にして、転職したい。

底辺から這い上がるのだ。

一度地獄を味わった人間は強い。

多少の事じゃ、何も感じないし我慢できる。


執筆も良いネタが出来たので、今夜から書き始める。

これは、文学賞向けの作品だ。

原稿用紙70枚が目標である。

プロットも作らなければならないが、それは一応、名前だけ作る。

まだ、漠然とした内容だが、プロットが煮詰まった時点で書き始める。

今日は、仕事をしながらプロットを練ろう。

大した仕事じゃないんだから。

午前0時39分。

もう眠れない。

どうしよ。

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