第9話午前3時3分
二度目の中途覚醒。
眠りたいのに、眠れない。では、起きてしまおうとアイスコーヒーを飲みながら執筆している。
あくびは出るが、無駄な抵抗だ。
今日は、昼に家族を連れて焼き肉屋だ。
嫁さんに養育費を渡し、子供に誕生日とお年玉を渡す。
毎回嫁さんには3万円渡し、今回だけ子供には1万円渡すので焼き肉代を含めると6万円吹っ飛ぶ。
だが、ここはパパの威厳。
タクシーを使う事を正当化するために、たくさんビールを飲んでやろうと思う。
夜中の静けさの中、紫煙を燻らす。
幼児虐待をした両親が逮捕された。馬鹿な父親の顔が僕に似ていた。
クソが!
虐待する親の気持ちなんか理解出来ない。人間じゃない。豚にも劣る生きもんだ。
ま、今日をスタートさせよう。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます