強すぎるのも問題です
@Mankuro
出会いは必然
主人公[????]視点
俺は死んだようだ、だって今あり得ない景色が広がっているのだから。
大きな怪物たちの姿、声が周りにあるのだから。異世界転生に憧れてはいたがまさか人間ではないとは運がない。
インドア派の自分には厳しい状況だ。
しかし俺はめげない、よくわからない光が見えるのでそこを目指すという目標が出来たからだ。目標が決まったから自分の姿を改めて確認したがなんとドラゴンのようだ。
色は黒、いや漆黒と言えそうなほど真黒だった。周りに自分と似たようなドラゴンがいたから比べることが出来た。
話す相手がいないとつい独り言が多くなってしまうな。
まずは自分が出来ることを確かめねばならないからそこら辺のやつと対決して·······
······何やら意識が飛んだようだが周りが更地に変わってるよ!?いったい何があった!?
とある警備兵視点
「いつもあの森は騒がしいな、いつあそこのモンスターが出てくるのか見張らないといけないとは嫌になるよ。」
「仕方ないだろ間引きのタイミングを確認するためには直に見ておくしか無いんだから。」
「だけどこの声を毎日聞きながら生活するのはきついぜ流石に。」
「何か急に数減ったりしないもんかね。」
「それこそヤバイモンスターが生まれたってことになるんじゃないか?」
「しかしな!?、なんだこの地響きは!」
「見てみろ森が!」
モンスターがひしめき合っている森の方を見ると森の木々がなくなっていく、いや潰れていく光景が見えていく。モンスターの断末魔も消えていき強大なモンスターがいるはずの森の奥地が消えていた。
この地で何が起こっているのか分からずその森を監視する為にいる人達は不安でいっぱいになった。
とあるモンスター視点
なんだあの咆哮は、今までこの森にいたが聞いたことのないものだった。その後地響きがしたと思ったら森の軋む音が聞こえた。直ぐに地中に入ったがその後音が止んで外に出たら森が消えていた。震源地の方向を見たら何か黒いドラゴンが見えた。あのモンスターはまさかカラミティドラゴン!?姿を見たら直ぐに視界からいなくならねば、全てを壊すあのドラゴンから。
主人公[ドラゴン]視点
「何かいつの間にか森が消えていた、そして自分の体格が大きくなってるし、もうワケわからん。人がいるならもうその場所に行ってみようかな。よし、光の場所に向かって移動しようかな。それが目標だったし何か早めに着いた方がいい気がするし。」
そしてドラゴンは光が見える方向に飛んでいった。それは互いに必要な者が引かれ合う光だったと分かるのは少し先になる。
これは強すぎる力を持つ一匹と一人の欠けたものが埋まる物語
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