何故か俺の友達の姉がよくしてくれる。タイムスリップしており俺に異常な程恩があったらしい。
激 辛
第1話
小さい頃からやたらと俺に優しくしてくれる友達のお姉ちゃんが居る。
「なぁ、優」
「何?」
「今日も家に来ないか?」
「いいよ!!行く行く。新作のやつの続きをやろうよ」
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そして、友達の家に行くと
その友達のお姉ちゃんが
「え、あ優君!!嘘来るなら・・・言ってよ」
友達のお姉ちゃんが凄い格好をしている。
「ご、ごめんなさい」
俺は謝る。
「優君は、良いよ!!もうヒロちゃんと言ってよね!!」
「・・・」
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「優君やっぱりゲーム上手いねぇー」
「あ、ありがとうございます」
ヒロ「・・・」
流石に友達のお姉ちゃんの膝の上でやるのは恥ずかしい。ヒロなんて、姉がいる瞬間黙ってるし。
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「今日は楽しかったです」
「うん!!また来てね」
「いつでも・・・こいよ」
「ありがとうございます。ありがとうヒロじゃあね」
________
「痛っ!!何するんだよ!!お姉ちゃん!!」
「最後、ヒロだけ呼ばれたずるい!!」
「ちょっ、ひどく無い!!!俺のお陰で今日も優を家に呼んだのに!!」
「そんなの関係ないし!!つか、ヒロだって!!優のことは永遠と助けるって決めてるでしょ。もっとサポートして優を幸せにするのよ」
「・・・はぁー、」
ヒロはため息をしながら、タイムスリップをする前の記憶を思い出す。
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タイムスリップ前
「どうせ、アンタの友達なんて対したこと無いわよ」
「ほらやっぱりざ、インキャって顔してるわよね」
「はぁ??痴漢!!キモい、キモい・・・アンタもだから言ってたのよ」
「スッキリした。あのゴミやろうにあってさぁ。めちゃくちゃ虐めてきた。楽しかった。ゴミでもストレス解消は出来るのよね」
「今日も沢山虐めてやったは、家が近いからキモくて最悪だと思ったけど、まぁサンドバッグとしては便利なのよね」
「はぁーーー!う、うそ。え、冤罪だったの?」
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「なんで、教えてくれなかったのよ!!」
「言ったよ!!何度も言った!!だから辞めろって!!」
姉は知らなかったのである。昔に姉がやらかして借金をしていたことがあった。それを年下である優がバイトで貯めていた貯金から肩代わりしてくれていた。
「そんな、そんな。あの時の恩人が優・・・だったなんて」
ヒロは初めて姉が優の名前を呼ぶ瞬間を聞いた。
________
優はとっくに心が折れていた。だけど、姉は優に謝る覚悟を決めた。
俺もなんとか優を姉と合わせ瑠夏予定を組めた。
優は何もしないでボッーとしている。そして姉がやって来てやっと謝れると思ったが、その瞬間横から。車がやって来て。
「お姉・・・!!」
お姉ちゃんは車に轢かれそうになったが、
「・・・う、うそ」
お姉ちゃんは優にやって庇われて、生き残り、代わりに優は死んでしまった。
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