国家設定等

■国家・自治領

※王国連邦(ユニオン)……ヤクモの故郷。日本、イギリス、スウェーデン、サウジアラビア等の西暦時代に王国。または王がいた国が宇宙暦になり、再建・再興した国が集まった国家。混血が進んでいるが、それでも各民族性が分かれており、あくまで一例ではあるが政治はイギリス系、技術は日本系、スウェーデン系、商売はアラブ系と縦割りになっていおり、職業の垣根が高く、全体的に保守的な国家。

 一応は国民主権の議会制民主主義国家ではあるが、現在は文化と民族の象徴であった『王』が派閥の長となり、有力議員が『貴族の爵位』を名乗って世襲している。政治的トップは『連王』。

 まとまりの無さそうな保守的な国家には見えてしまうが、国家防衛や平時の安定力は随一。技術や軍事は良く言えば、良き技術を長く大切に使う方針。悪く言えば駄目になるまで使うので、追い詰められるまで新技術などが生まれにくい。銀河の中心から見て東側にある。また『爵位を名乗る有力議員』であっても、一応は国民主権であり、帝国等と違い私兵もいないので、調子に乗りすぎると落選する。



※帝国(エンパイア)……地球連邦が衆愚政治に陥ったときに一番初めに独立をした国家。ドイツ、イタリア、フランス等の旧ヨーロッパ圏の大陸側民族が多い。皇帝と貴族が権力と実権を握り、素早い変化や変更を行うことが出来る。私兵と国軍によって軍事力は国家単独では他国を上回る。現在は内向きの政策を好む皇帝によって、他国に対して威圧や拡張のための軍事行動は起こっていない。銀河の中心から南側に位置している。

 纏まっているには纏まっているが、皇帝という絶対権力を狙う身内や貴族同士の暗闘が常に行われている。他国を一段下に見ており、特に『王国連邦』に対して、貴族でない者が爵位を名乗っていることを嘲笑し、更に格下に見ている。

 

 

※銀河共和国(リパブリック)……旧地球連邦の後継組織である民主共和制国家。………の、皮を被った狂犬のような衆愚政治の国。マスコミによる情報統制と、思想の矯正。支援者という私兵を持つ議員。強制決議権と単独の軍権をもつ大統領が存在し、『銀河連邦の結成』『地球連邦の再興』『銀河統一のための平和』を掲げて常に他国に喧嘩を売り続ける。多量の資源と、多数の人口増加政策。幼年からの職業教育により、一番危なく、一番恐ろしい国。銀河の西側に位置している。



※銀河連合(ユナイテッド)……こっちが本当の地球連邦の後継組織であり、残党の寄せ集めでもある。地球連邦時代から、帝国の独立戦争や共和国の侵略戦争により、滅亡と再興を繰り返している国。現主流の銀河の5カ国の中では国力てしては下から2番目。優れた外交力と諜報力を持つ国であり、専守防衛を基本としている。各方面の垣根が低く、国力は低いが成長率は一番安定している。銀河の北側を新興同盟と分割するように勢力を持つ。 後述の新興同盟とは不可侵条約と防衛協定を結んでいる。


※新興同盟(アライアンス)……王国連邦、帝国、銀河共和国、銀河連合に馴染めなかった人間たちが、国家や自治領を立ち上げた寄合所帯。多種多様な人種や思想、文化、技術の坩堝になっており、切磋琢磨による爆発的な成長と、内輪もめによる足の引っ張り合いが両立する国家群。上記の銀河連合と不可侵と防衛協定を結んでいる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る