反省文まとめ

谷岡藤不三也

反省文「ハルカゼ」

反省文「ハルカゼ」


 反省文というか感想文。



 シンプルにセクシーな女性と、色んな衣装を描きたいという衝動で描きました。

 欲は十分満たされたので、目的は達成されたといってよいだろう。

 が、急遽作ったライダーシステムだったので、もうちょっとプロット考えてもよかったかなと思ったりもした。


 70ページちょっと描くのはかなりしんどかった。

 例によって肩が壊れるんじゃないかと思うくらい痛かったが、机の高さを下げることによって軽減し、なんとか完成までこぎつけることができた。

 ページ数は多かったものの、やってればまあ終わるので。変にページ数気にして、やりたいこと捻じ曲げる方がつまらないので。今後もそこについては気にすることはないですね。

 ああ、今回は多いなー。今回は短くまとまったな。くらいの反応だと思います。


 ページ数の割にセリフ量は少ないので、サクッと読めた。

 なんか水みたいな作品だなと個人的には思った。


 背景は描き過ぎてもごちゃごちゃして読みにくくなってしまうが、もう少し増やしてもいいかなとは思った。

 毎回、最初の方は気合入ってるから割とたくさん背景を描くんだが、だんだん息切れしてきて、最後の方はなるべく描かなくても違和感ないように頑張るっていう。受験世界史でやたらオリエントにだけ強いやつみたいな残念さ。

 もっと全体としてまんべんなく力の配分をしたいところですが、それは無理なので、スタートダッシュの気合を少し抑えめにして描いて行こうかなと思います。


 絵はまあ前回と比べれば多少は上手くなったと思います。

 顔の描き方も変わって、ずっと、一つの丸の中に顔を描いて、その上に頭を付け足す描き方をしていたのを、今回は、一つ丸を書いて、その中の下の方にもう一つ丸を書いて、その下の丸の中に十字を引いて顔を描いて、大きい丸の方は頭全体と捉えるという描き方に変えた所、頭に関しては比較的安定するようになったかなと思う。

 ただ、そうなってくると、ちょっと調子乗って、バランスよく描きやすい引きの絵ばかりの単調な絵面になってしまうので、そうならないように気をつけはしました。


 動きのある絵はもっと極端に動かせるように頑張りたいなあと思う。

 翼をバサッと広げる時のポーズがどれも似たような風になっているので、アイデアの引き出しを増やせたらなと思う。


 模写よりも、こうやって実際に物を作って行く中で段々上達していくという方が、僕には合ってる気がするので、このままたくさん描いて上手くなっていけたらと思う。まあ上手くならなくても別にいいですけど。


 トーンではなく、薄墨を使うようにした。

 画面が不思議な感じになったけど、これはこれでありかなと。

 トーンみたいに削る手間がないのでよかった。


 脚本は、頭から順に書いていくのではなく、思いついたセリフ、流れから埋めていくようにした。そして何度も往復して、既に決まっていることでも、手直ししながら作って行った。

 思いついてるところから先に書いて、ディティールは後回しっていう方が気楽に楽しく書けるなと思いました。


 今回、ペン入れ作業をどうにかしてスキップできないかと思考を巡らせたのだけれど、結局いい案が思い浮かばず、普通にデジタルでペン入れを行った。

 まあ、ぶっちゃけ始めてしまえばそこまで苦痛ではないんだけどね(肩の痛みを除き)。始める前に一番ストレス感じてるのは事実。

 ただ、前作と違うのは、トーンではなく薄墨を使用したところで、それによって多少の時間短縮にはなったかなと。それはよかった点ですね。


 制作手順は結構確立されてきた感はありますね、正直。

 だからそこで時間食うってのは今後少なくなっていくのかなとは思います。



・制作の流れ

プロット

脚本

四分割ネーム

下書き

ペン入れ

仕上げ

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