歌詞(詩)集4「快刀乱麻」
歌詞(詩)集4「快刀乱麻」
「ごっくじょうの思い出」
夕焼けが合図
荷物下駄箱に隠して
素早く階段を駆け上がる
先生に見つかるな最上階まで
しんとした5階
人気はないが
念のためトイレへ
自動で流れる音のみが響くならオッケー
階下を確認
人はいない?
オッケーじゃあ行こう!
ガシャガシャ鳴らぬよう柵を乗り越え
やけに一段一段が高い螺旋の頂点へ
上の窓から侵入して盗んだ鍵はこの手に
ドアノブを捻り、見知らぬ世界へ
毎日行き来する道路
でもここから見える景色はまるで違う
落ちていく日よりも高い位置に俺たちがいて
グラウンドでピンみたいな人たちが部活中
楽しくなってきた
空に向かってボール投げてやれ
ボール蹴飛ばしてやれ
今ここにしかない感動
人に迷惑をかけぬアウトロー
無意味に感動的
「窓際、ラジカセ、部屋の隅で」
窓際、ラジカセ、部屋の隅で
そうではないのに夕焼けの思い出
きっとアルバムのジャケットと混ざっている
あのハート型の夕陽が沈んでいくジャケット
物悲しいバラードの歌の雰囲気と
あの思い出、気持ちは一緒になってる
バラードがあの時の気持ちを語っている
だから、卒業してからしばらくは
この歌を聴くのが辛かった
そばに誰もいない
必要以上に悲しくなるから
その度に大切な思い出だったことを嬉しく思う、大事にしたいと思うが
同時にもう触れられないあの時であると知る
休み時間に昼休みに
みんなで角に集まったな
先生に何度注意されようが
ラジカセ教室に持ってきてたな
CDは給食当番着仕舞ってるボックスに隠してさ
あの時の思い出は音になって蘇る
淡い夏のように蘇る
唇に微笑みをたたえながら、大好きだよと言う
「脆弱な天才」
外部を切ってれば俺は天才でいられる
対話を拒絶してるから俺は天才でいられる
俺が一番だ
この部屋の中では俺が一番だ
部屋を満たす自尊心
膨張は止まることを知らないが決して外へは漏れ出ない
どころか萎む
外に出たら萎む
中に入ったら膨らむ
気圧、内外圧
あったな山でポテチの袋の例
吸うのも自尊心
吐くのも自尊心
外部を切ってれば俺は天才でいられる
対話を拒絶してるから俺は天才でいられる
俺が一番だ
この部屋の中では俺が一番だ
でも外では通用しないとわかってる
他人には戯言だとわかってる
だからこそ人と関わらない空間時間が大切なんだ
水をやりすぎて腐らせちゃいけないが
癒す時間がないと外では戦えない
自信を持つ練習をしておかないとぺしゃんこにされる
「反面教師としての役割しかない大人たち」
形骸化した規則を守らせるため
校門に立って生徒を見送る生徒指導
何を守ってるんだ
子供を舐めた大人が舐められる
生徒は奴隷じゃないんだぜ
教室はお前の独裁国家じゃないんだぜ
限られた生活しか見ていないくせして
分かったような口をきく
どうなってるんだ?少しは自分で考えなよ
子供を単純と舐めるのは映し鏡
あなたがその程度の複雑さしか持っていないということの証左
浅い人間は、浅い理解しかできないさ
自分を深く考えられないような奴が
どうして他人を深く考えられる?
まるで作られたキャラを攻略するためのテンプレートで、リアルな人間と接している
ラベルで人を見るなよ
中身をどんと味わってからものを言え
まあお前如きがそこまで信頼されるとは思えないがな
「最高の自己満足を目指して」
彼らが発しているものは全部
僕が言ってもらいたかった言葉だ
その世界に入っているようで
そのキャラクターの自然を描く媒介者のふりをして
結局繋がっているのは
自分自身の、普段は意識しない言葉にもしない奥深く
そこから汲み上げて作品という形に整えているだけなのかもしれない
アーティストチックなこと言ってても
所詮は自分にしか興味のない子供
余計な感情を持っていたくないから
切り離すための手段としての創作
形にして客観視できるようにして
こういうことだったのかと、自分への理解を深めるための手段
どこまで行っても僕の創作へのスタンス矢印は自分の方を向いている
それがいいのだ
誰かのためや、誰が言ったかもわからん流行りに乗せられて
それっぽいだけのものを作るために時間を消費するくらいなら
最高の自己満足をしよう
自分を満たせるだけ満たそう、満足できるだけ満足させよう
それでいい
それがいい
「騒音と睡眠」
どれだけ切実な気持ちで提案してるか伝わらない、わかってはくれない
だってそうだ、おれにはなれない
どれだけうるさくて、どれだけ寝れなくて
どれだけストレスでどれだけ悩んでるかなんて
わかっちゃくれない
寝れないことが俺にとってどれだけのことか、わかっちゃくれない
体調にどう響いているかわかっちゃくれない
俺がどれだけ睡眠を大切にしていて
あなたの騒音でどれだけ阻害されていて
どれだけ嫌な思いをしているか
わかっちゃくれない
静かになったら眠りに落ちて
でもまたうるさくなって起こされて
静かになるまで目を瞑って待つしかない
まるで毎夜拷問を受けているかのよう
1日を頑張ったご褒美の睡眠が
どんどん憂鬱になっていく
言葉を尽くしたところで、気持ちは微塵も伝わらない
言葉で伝わるのは損得だけだ
だから俺は黙って風邪を引く
人と人は分かり合えないのだと思い知る
悲しかったよ
「恐怖よ、どんと来い!存分に怖がって食べ尽くしてやる」
来るな来るなより
来い来い来いと思っとけ
やる前のあれこれ考えてしまう時間が一番の恐怖
やってる間はそんなことないから
いつだって敵はやる前にしか現れない
やる前に俺の恐怖食ってどんどん肥大化して
やる前に潰そうと画策してくる
やってしまえば大したことはない
そんな恐怖の入り込む隙間はないから
やる前にいかに心を折るかが奴らにとっては勝負なのだ
恐怖にとってはそれが一番
だから来るな来るなと思ってもどうせ来るし
来い来い来い来いと思っとけ
俺はできるとかじゃなくて、早く来てとっとと過ぎ去れと思うだけ
やれることしかできないから所詮
溜めたところで、考え尽くしたところで大して変わらねえから
だからとっとと来い
とっとと来て、過ぎ去って終われ
心構えもできるから、どうなったって成功しても失敗しても、どうでもいいってなる
どう考えても普段通りなんかできるわけない
普段通りできないから、出てくるのは無理のない本来の実力なわけで
せめてそれが出るくらいには投げやりな心構えで適当にやって早く済ませようくらいがちょうどいい
毎日が特別なわけじゃないから
その瞬間過ぎればもう日常だから
嫌なのに変わりはないけど
来いよって思ってる方が、強気に思ってるくらいがいい
おらついて、失敗を笑えるくらい、びびってる自分を笑えるくらいになっておけばいい
「泥沼」
このまま続ければ、きっと話も絵もだんだんと上手くなっていくだろう
でもその成長がそこまで上手くないところで止まってしまったら、どうしよう
多分それはそうなる
中途半端な上手さで成長はきっと止まる
なんの仕事にもつけずに、漫画のスキルも中途半端で
そうなったとき、続けてきた自分を俺は肯定できるかな
肯定するためにまた続ける
抜け出せずに続け続ける
どんどん取り返しのつかない沼にはまっていく
取り返しなんかもうつかなくていいやと
半ば諦めの心も持ち合わせながら
とにかくどこかへ突き進んでいく
考えたってしょうがないんだからとりあえず前に前に進もうって
前ってどこだよ
進めているかどうかすらわからないのに
そんな「前向き」な言葉は全然響かない
俺は今どこ「向いてんだ」?
「どうやら才能というやつはないらしい」
才能という言葉が嫌いなのはコンプレックスを抱いているから
天才は暴言だ
その人の今までをなかったことにするから
天才というラベルだけで、君の顔はすりガラス越しのように見えてない
いや見ようともしてないね
天才だったらどんなに楽だったろうと考える
でも天才じゃないから
やれることやるしかないから
才能あったらこんなふうになってないと思う
でも才能ないから
できることをできる限りのギリッギリのところまでやるしかないから
できる限りという言葉が好きだ
それ以上は頭の中にしかない幻想
実体を伴うのはこの範囲ということ
つまりはできる限りが才能ってことなんだろ
そいつの器
できる限りをなんとか押し広げていきたい
宇宙のように膨張させていきたい
宇宙ほどのスピードは出せなくとも
少しずつでいい、ぐいぐい押し広げていきたい
できる限りの先に手を伸ばすことを可能性と呼ぶんだ
できる限りを押し広げていこうとする、押し広げていくことをきっと生きると呼ぶのだろう
「下手にこそ価値を!」
もう下手でいい
どうでもいい
上手くなるために苦しみたくない
もう下手でいい
どうでもいい
上手くなるために苦しみたくない
やってりゃどうせそのうちそれなりに上達していってしまうのだから
下手こそアイデンティティ
守るべき価値は下手にある
緊張してる人これから挑む人に
楽しんではナンセンス
一番アドバイスっぽくて無意味な言葉
楽しめるわきゃねーし
楽しもうとする気持ちは雑念だ
そんなこと思う前に集中しなくちゃ
所詮は勝負の場にいない外野の言葉
大事に胸にしまうな
社交辞令だ
コミュニケーションの一環だ
勝負の場には持ってくるな
「全部無意味」
言葉遊び
それ以上でも、以下でもなく
意味はない
他意はない
価値はない
退屈でないもの
遊び
思考は遊びだ
何も必要としない
生きてさえいれば誰でもできる無限の遊び
頭を使って何をする
知識を詰め込むか、頭突きするか
いやいや思考実験で
妄想で
幻想で
想像で
遊ぼ
意味がない
ということに
意味がある
これもそれっぽく言ってるだけ
テレビの中の人がありきたりなことを言って
おーってなる
誰でも一度どころじゃないくらい聞き覚えのある言葉を発して
持ち上げられる
意味のないことに戯言に
説得力を、価値を、持たせられる人生だっただけ
結果を残しただけで
発言には相変わらず価値はない
いや説得力を持たせているのは
視覚効果と音響効果か
にくい編集してるねテレビマン
プロパガンダは簡単だね
「作り手たるもの数字ではなく質に向け!」
これは間違いなくヒットしますとか
発売前に売上とかについて言って欲しくない
純粋じゃない気がするし
それはどう転んでも関与できないものだし
時の運ですから
クオリティの高いことを人気が出ますとか、ヒットしますとかいう不確定な言葉かつ商業的な物差で測ってほしくない
買う気が失せる
テンション下がる
ほんとに冷める
そういう物言いは控えてほしい
特に外野
ヒット作じゃなくて面白いものを遊びたいので
面白くなくてもヒットする例はあるから
流行やネームバリューなんて当てにならない
メディアが使いやすいだけ
流行を演出したいがために使う扇動の文句
信用してない
そこに面白さはない
だからそういう作り手に比較的近い人たちがそういう発言して欲しくない
第一はそこじゃないだろ
何がしたくて物作ってるんだ
志を貶めて欲しくなどない
「勝手な解釈が世界を形作る」
猫語犬語、翻訳したらきっと可愛くない
動物的本能だから、人が避けたがるより直截的なものになるだろう
言語を持たないからその時々の大まかな感情を翻訳することになる
言葉に翻訳するならなおのこと
気持ちをマークにして表すくらいならまだいい
動物とは言葉を交わせないがゆえに、無口がゆえにこちらが勝手に思い込む
こういうことなんじゃないかと、勝手に解釈して思い入れをする、だから可愛い
相手じゃなく自分を投影する鏡としての動物、ペット
わからないからこそ、勝手に解釈する
答えがわからないからこそ、不正解はない
正しさはその人の中にある
抽象的だから
抽象的なものをみるとき、人は引き出される
自分の内面や悩みや思い込みを引き出され
それが投影される
抽象的な絵画を見ている時、絵画を見ているのではなく、自分を見つめている
どういうふうに見える?どう捉える?と
自分の価値観を提示するよう求められ、
結局見ているのは作者の意図ではなく、自分の考えだ
反射してくる
絵じゃなくて自分を見ている
自分が吸い取られて、抽象的なものに取り込まれて
描き出される
意味的な余白に取り込まれて、そこに描き出されるのは自分自身
キャンパスにびっしり描いてあるのに、どうしてだろう、いろんなところに余白があるようだ
その白に吸い込まれて
いつのまにか自分自身が描き出され、それをまじまじと見つめている僕がいる
「季節の変わり目」
季節の変わり目
うまく寝れない
気温湿度の変化に
布団が追いつかない
道具が追いつかない
格好もどうするのがベストか試さなきゃいけない
何度も違うなと起きる夜を経てからでないと
ベストに辿り着けない
特になんの騒音も体調も悪くないのに
そこそこ起きる
睡眠の質は決していいとは言えない
早くベストへ辿り着きたい
早くぐっすり快眠したい
「反射的に媚びる」
すぐ媚びたこと言っちゃうんだよね
すぐ引き下がるし
すぐ相手にとって気持ちのいいことを言ってしまう
だからつけ込まれるし舐められるんだよ
それが嫌だってずっと思ってるのに
ストレス抱えてきたのに
でもやっちゃうんだよね癖で
まともなことを言わないとか全部冗談で返すとかそういうスタンスが決まってて
それをやるぞという強い意志があれば
まあ一応癖は出さずに済むけど
スタンスを決めてないとすぐ当たり障りない方に行く
自分の意見なんてすぐ潰して
モヤモヤっとした気持ちはあるけど、言語化に時間のかかるタイプなので
潰しやすいんだよね、ないものとしてすぐに反応できるから
後になって質量を伴ってくるけど
「歌詞がいいって何?」
歌詞がいいってなに?
生や死を歌ったらカンドー的ですね!
でも無意味でしょ
ポイだけじゃん、ぽいぽい
それっぽいだけ
ハイフン引っ張って余韻出していいこと言ってる風くらい
インスタントであっさい演出
わかってる風、気取りたいだけ
歌詞がいい以外に理解できてない
たまたま識字率の高い国に生まれて
それなりの教育受けてきたから
かろうじて、文字は読める
だから自分の理解できる範疇の中で天狗になる
理解しようと歩み寄ることもないから知識が増えることはない
曲って歌詞以外に聴くものありましたっけ?なんつー態度だ
音なんてマジでバックグラウンドミュージック
メインは歌詞
歌詞を美味しくいただくために、なんとなく気持ちのいい音がありリズムがある
そんな感じですよね
とにかく曲を紹介するときに歌詞がいいっていうやつ嫌い、ほんとに嫌い
浅ましい
得意げな顔して言うな
専門家気取って分析した風な態度でいるな
自慢するな
気色悪いんだよ、くたばりやがれ
「だんだんわかってきた、進む先」
デビューはもう諦めた
デビューできると思ってない
気が楽になった
好きなことだけ描く
人気を取るためとか受けそうだとか商業的にとか、そういう発想で物語を作りたくはない
描きたいもの湧き出てくるものを描きたい
それは多分企業心理からすれば通らないものばかりだろう
そのことがわかったからもうよくて
それを曲げるつもりはなくて
直しはしない
ボツと言われたら、改善点を言われたら
全く別の新しい作品を作って持っていこう
どんなに欠点があろうとも
俺の中ではもう完パケ
完成品に手を加えたら、表面だけ整形したら
ぐちゃぐちゃになってしまう
やりたかったことをやりきったのだから
それで構わない
どんな評価をされようと、変える気はない
新しいものをどんどん作っていこうと決めた
意見は聞くが、その通りになんかしない
終わったものに対してどうこう言われても
やらない
だって終わってるものだから
次々に作っていこう新しいものを
立ち止まって小手先でこねくり回して
たった一人の気に入るものを作ったところで楽しくないやいやいやいや
常に自分が楽しく在れるように
自分のための作品だ
自分のための作品作りだ
肝に銘じろ
媚びへつらうな
俺は俺のために作ってる
それはブレないだろ?
漫画を俺は描く
他にやることもないしね
生きてるっていう感じがするから
楽しいだけじゃなくて苦しいこともあるし
比べて何か言われて傷つくこともあるけど
なんとなくプロに近づけたような気がして
そんなストレスを感じられることが嬉しくもある
アイデアだけは思いつくんだ
出来はともかく
だから作る、思いつく限りは作る
作る手も追いつかなかったりするわけだが
それも飽食の中の悩みみたいで
まるで天才みたいで
自己肯定感上がる
天才だったらどんなによかっただろう
才能があったらこんな風じゃなかっただろう
俺は一生このまま惨めな生活を続けていくんだ
生活を続けられるまで続けて
続けられなくなったら死ねばいい
その時はきっと周りには誰もいない
続けることしかできないから
続けられるうちは続けよう
のろのろ、こそこそ生き続けよう
描き続けよう
「ゲームっていいな」
ゲームっていいよね
みんなでワイワイ楽しめる
キャラクターを操作できるのがいいよね
まるでもう一つの人生
数十時間の人生だけど
されど人生、多くの学びがそこにはある
ものを作る側ならいくらでもキャラを動かす楽しみを味わえるが
読者側はそうはなかなかいかない
受け取るだけになってしまう
ところがゲームは!
受け手が操作できる動かせる!
キャラを動かす楽しみを誰もが味わえる
なんて素晴らしい
人が集まってみんなでワイワイ
楽しんでる姿を見るのが好きだ
受動的ではなく、能動的に楽しむことのできるゲーム
より一歩進んだ娯楽だ
ゲームはプレイするもの
読むのでも見るのでもなく、遊ぶのだ
俺が僕が私が、主人公となって身体を動かし遊ぶのだ
いつか俺もそんな人が喜んでくれるようなゲームを作ってみたい
「生きることは頑張ること」
俺はもう一回死んだようなもんなんだから
あの時あの選択をした時点で
もう死んだようなもんだから
第二の人生
惨めになることなんかわかりきってたろ
分相応だって
成功なんかしない
生き恥を晒して生きていくんだよ
惨めに失敗に塗れながら
泥の中もがいてみっともなく生きていくしかないんだって
人に迷惑かけながら、恩返しなんかできずに
ずっと人に迷惑かけながら
惨めに生きていくしかない
夢っていう藁に縋って
なんとか泥沼に落ちないようにしてる
頑張ることがアイデンティティ
より良くなっていくことが、俺の生きるということになった
頑張るとか努力は生きることとイコールになった
頑張ってないと努力してないと見捨てられるから
いろんな人たちにその姿だけは見せておかないと
そしてより良くなっていっていることを示さなければ
このスポンサー契約はすぐさま打ち切られてしまうだろう
やるしかないんだよ
いろんなこと試して失敗しながら徹底しながら諦めながら
諦めきれずに何度でも歯向かう
形を変えてもう一度挑戦して
そうしないと生きていることを許してもらえない
休みなんかないよ、十分寝れてるだけで、食べられるだけで十分だろう
このままずっと動き続けるんだよ一生
その人生を選んだのはお前だろ
罪悪感を、人に迷惑をかけている罪の意識を一生抱えながら
何かに向かって努力し頑張るしかないんだよ
たとえ結果が出ないとわかっていても、日の目を浴びることがないとわかっていても
頑張ること努力がもはや生きることだから
死にたくはないから生きることを許してもらえるくらいには
何かに打ち込み頑張る
努力値を振り続ける
「プレゼント」
歳をとるということを楽しめる、喜べる
嬉しく思える人生でありたい
中学生の頃の誕生会で
死に近づくことをどうして祝うのかとか、死んだ顔で親戚に言っちゃってた
友達の誕生会に呼ばれず、泣くということをしたくてしたような小学3年生
誕生日プレゼントなんていらない
あげる方も何あげたらいいのか
どうせいらないと押し入れに仕舞われて、あるいは売られてしまうのなら
最初から現金の方がわかりやすいか
相手からの好意の証
でも要らなければ部屋を圧迫するだけだから売っちゃうが
プレゼントを押し付けとは思わないよ
気持ちは嬉しいじゃん
ものをもらうという行為自体にある好意や厚意が嬉しい
だから、ものはいらないんだ
ものがないと気持ちを示せないなんてね
信用、クレジットのための、証としてのものという
そんなものがなくたって気持ちを伝えられたら、本物だというそれっぽい証明がなくても
本気が伝わればどんなにいいだろう
どんなに幸せなことだろう
「待ちたくない」
待ってる時間がとにかくしんどい
いったん来てしまえば
褒めでも貶しでもかんけーない
予定がしんどい
やらなければならないと急かされる
焦る
やりたくもないことがこの先に予定されているという状況に耐えられない
予定なんてなくてその場で即時即決の方が
余計な悩みというか、待つということがなくていい
とにかく待つのが嫌だ
やらなければがとにかく嫌だ
ねばねばに焦らされる
気持ちの乗っかってない行動は無理
明日の自分の気持ちは連続してないのに
保たなきゃいけない
忘れちゃいけない
ずっと意識してなきゃいけないのが辛い
どうしようもなく辛い
試合が始まってしまえばどうってことないのに
始まる前が一番緊張する
終わった後も緊張する
あれこれ考えるから
気持ちを律しようとするから
とにかく不自然が嫌
流れを堰き止めて強引にどっかに水を引くのが嫌なのだ
引水するのが嫌
他に何もできなくなる
そのことをずっと考えてなきゃいけなくなっちゃうから
それ以外のことが手につかない
その日が来るまで、その予定を終えるまでずっとこんな感じ
機能不全に陥る
適度に予定を忘れられる
意識の外に飛ばすのには
別のより優先度が高いと自分が納得したものに取り組むか
予定に対しての懸案事項、差し当たっての不安の原因を取り除いて安心させるか
どっちかしないと吹き飛ばせない、時間がかかる
時間かければなんとなく消えて行きはするが
それでもきついものはきつい
どーでもよく思えるところまで考え抜きたい
不安なんか抱えていたくないからこそ
あえて相対し続ける
相手が小さく萎んで消えてしまうその時までずっと
「クセこそ強さ」
癖を出していけ
尖っていけ
鋭くいこうぜどこまでも
「正」になるな
整えるな
消そうとするな
クセがオレだ!
どんどん偏れ
曲がっていけ
誰にも真似できない強さを手に入れろ
「立場が人格を形成する」
他人の作品評価するって何様だよ
一作も作ったことないくせして
どの面下げて「批評」してるんですか
自分自身は「批判」されない立場から
一方的に石を投げる行為
圧倒的立場、優位
見下す気分はどんなだい?
選ぶ側はどんな気持ちなん?
選別
もてもてですね
自分からアタックせずとも寄ってくる
バックにあるネームバリューに寄ってくる夏の虫たち
良さげなのを捕まえて
あとは殺虫剤撒いて殺して
いいゴミ分(ご身分)ですよね、
メディアは、首根っこ掴んでるんだから
世に出すか出さないかの決定権があるんだからね
圧倒的優位
「思いやりのない優しさは、一番の侮辱」
完成させるだけですごいです
自信を持ってくださいって
その自信何になるの?
一つも意味なくね
お前らがただ嫌われたくないだけじゃん
苦し紛れの褒めじゃん
てんでだめってことだろ
無駄な努力ご苦労様
じゃあそういえよ、気持ち悪いな
何にもならねえ
侮辱の言葉
高み(安全圏)から見下ろした
おごった言葉
正直に話すのは話す方も胆力いるよ
本音言う根性もねえのかよ
そんなやつと仕事したいと思わない
肝心な時に裏切るよ、そいつは
二人三脚なんてよく言えるね
厚顔無恥
もっと恥ずかしいと思いな
自分のしてること
自分批評を批評してみな
読者目線読者目線とよく言うが
自分の意見を顧みれない
誤字脱字チェックもしないで送り付けちゃうようなのとは
一切関わりたくないわ
真剣じゃないやつは消えてくれ
水差すな
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