許せない誤用
日本語の許せない誤用ってありますか。
例えばこういうやつ。
①「古来より」「古来から」
→“古来”が古くからという意味なので重複している。
②「(春に使われる)小春日和」
→秋に言う言葉。
「昔から」とか「暖かい」と言えばいいところをわざわざ堅い言い方にしておいて間違っているのがダサくて許せない。
砕けた日本語自体は全然いいんですよ。ネットスラングとか全然使うし。(否定を伴わない「全然」の使い方も一時期話題になっていたが決着はついたのだろうか。個人的には全然使うし、使われるのも全然ありだが。)
尊敬語と謙譲語を取り違えるのはナシです。
(おっと、この場合の「取り違える」は正しいのか? 全てに疑心暗鬼に……そしてこの「疑心暗鬼」は正しいのか?)
尊敬語と謙譲語はもう、間違うくらいなら使わない方がいい。意味ないどころかマイナスだよ。
めちゃくちゃよくある一例を挙げると「ご拝読いただきありがとうございます。」とか違うよ。
そういえば昔インターネットで「弊ID」「御ダイレクトメッセージ」ってワード見てぶったまげたことあります。そういう現代と伝統のハイブリットは大好き。間違っちゃいないんだよな。ちょっと新しすぎてびっくりしちゃったけど。
しかし、ならお前の文章はどうなんだ。という話になる。
自信を持って言うが絶対間違いがあると思う。ネットの文章だからで許されている。ネットで読まれる文章だからと力を抜いて砕けているところも多々ある。
間違いやすい日本語、とかで検索すると多すぎてうんざりしませんか。
本当に間違いやすいから誤解を生まないよう気をつけるべきものもあるし、正しく理解して使いこなしたいと思う言葉もあるが、その「正しい」意味で伝わる相手が実際どのくらいいるのだろうかと思うものもある。
全ての日本語を辞書の通りに使うのは不可能だ。我々は言葉を辞書ではなく人から人へ伝わることで習得しているから。
「爆笑」って元の意味は大勢の人が一度に笑うってことらしいですよ。そんな意味で聞いたことなくて一人で爆笑しちゃった。
最後にもう一つ許せない誤用として
「確信犯」
(✕悪いと分かっていて犯罪を行う人)
この誤用を許せない理由は、本来の意味が絶対かっこいいと思うからです。
「確信犯」が出てくる小説を募集する自主企画立てようかな。
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