アナザーワールドガンスミス〜Escape Different World〜
矢守龍
レポート1 序章
1発目 異世界転生
カチャカチャ‥‥カチカチ‥‥
部屋にキーボードを叩く音が聞こえるほど静まり返った部屋‥‥
バァァン!
「あー、右の建物ににスナイパーとスポッター居るわ‥」
味方がやられもうひとりの味方が敵がいた場所を報告され、敵がいると思われる場所を確認した。確かにスナイパーとスポッターがいてスナイパーが味方がいる所をロックしておりスポッターが周辺警戒をしている。
俺は敵を移動させるためおおよその位置めがけてグレネードを投げた。
カッコロロ‥‥
その音を聞いた敵スナイパーとスポッターは立ち上がり避難したが‥
ドカァァン!
スナイパーは気づくのが遅かったのか伏せてたから立ちがるのに時間がかかったのがは分からないがグレネードの爆風を食らってしまった。
敵を引かせる事に成功したのを見計らい味方が死んだ味方の装備を回収をした。
「とりあえず脱出するか‥‥」
これ以上の探索は無理と判断し脱出ポイントまで移動をする事になったが移動中も気が抜けない‥‥なんとか脱出ポイントまで来たが
「ん?敵がいるな‥‥」
敵が脱出ポイントから脱出を試みようとしていた
「まずい‥‥」
俺は焦った、ここの脱出ポイントは誰かが脱出すると使用不可になるので敵を倒さないといけない。別の脱出ポイントはここから遠く、ここ以外脱出不可能状態になってしまう‥‥
焦ってる俺を置いて味方がボイスチャットを付けてこう言った
『おい!俺は生きてる!待ってくれ!』
突然の事に俺と敵は驚いてしまった。敵が隙を見せた瞬間、味方が銃を敵に向けて発砲した。何が起こったが一瞬理解できなかったが時間が経つに連れ味方がやった事を理解してゆきやった事が相当ヤバイ事に気づくいた。
「おいおい‥‥エグい事するね‥‥」
俺はそう言うと味方がこう言った。
「さっきの敵、あの時のスポッターにそっくりだったからスナイパーのふりをして話しかければいけるかと思ってやってみたら案外あっさり行けたわw」
それを聞き俺は苦笑を浮かべた。だけどそのおかげでなんとか脱出が出来る様になった。
脱出ポイントから脱出した後、持ち帰った味方の装備を渡して持ち帰った戦利品を分け合った後、俺はゲームを落した。
俺は背筋をピンと伸ばして体のコリを直しながら飲み物やお菓子の量を確認した。
「あっ…」
どうやらさっきの試合で緊張のあまりお菓子を大量に食べてしまっていたようだ。夕飯が食べれるか心配になってきたわ…
深夜用の菓子まで食べちゃたわ…どうしよ………
はぁ…買いにいくか…俺は財布などを持ち外に出た。
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コンビニ向けて歩いてる間ずっと同じ事を考えていた。そう、銃だ。さっきやっていたゲームはとにかくカスタマイズが豊富で自分好みの銃を作る事が可能で、ソロプレイやマルチによっても武器を使い分けるのがこのゲームの特徴だ。そんな事を考えていると壁に衝突してしまった。
「痛ッ……」
頭を抑えながらコンビニを通り過ぎてしまったと思い後ろを振り返るといつもの景色ではなかった。
「あれ?さっきまでいつもの道を歩いていたはず…」
来た道を戻れば戻るほど景色は変わっていき遂には中世ヨーロッパ風の道になってしまった。
「何処だここ…」
そう迷っていると後ろから何かが聞こえた。
後ろを振り返るとそこにはこの世のモノとは思えない大きさのバケモノが居た。
「ウァァァァァ!!??」
腹の底から声が出て走って逃げた。本能で分かる、追いつかれたら死だと。バケモノから逃げ回っていると一つの小さなシェルターがありそこに何も考えずに飛び込んだ。着地した衝撃でシェルターの扉がしまい中は真っ暗になった。俺は持ってたスマホのライトを付け辺りを捜索しようとした瞬間
パッ…
急に電気が入り、眩しさのあまり目を細めた瞬間辺りを何かを囲った。光に目が慣れると周りには銃を持った人達が銃を突きつけていた。
「え……」
俺はとんでもない所に来てしまったと思いシェルターから出ようとした瞬間
「待て…」
と言われ声の主の方角に体を向けた俺は
「はい…」と答えた。
その人は「お前、異世界から来たやつか?」
と俺に聞いてきた。
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