17.星影

時は流れ

月日は過ぎてゆき

ありきたりだと感じていた

日常にも変化が訪れた


―今、楽しい?


誰かにそう訊かれたのなら

戸惑いながらも

それでも以前よりははっきりと


―楽しいよ


そう言って

笑うことが出来るだろう


時は過ぎ

月日は流れた

それでもまだ戻れない時間の怖さに

泣くことが度々あるけれど

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る