このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(344文字)
「ゴキブリ娘」という強烈な設定と、そのヒロインが持つ「可愛らしさ」と「人間らしさ」のギャップが驚く作品です。 五木さんは、普段はオサムをからかう意地悪なお姉さんですが、その裏ではオサムの純粋な優しさに心を動かされ、彼を大切に思うようになります。その素直になれないツンデレがいい感じに出ています。また、オサムが五木さんのいたずらに振り回されながらも、次第に彼女のことを理解し受け入れていく過程が、温かく描かれているコメディーだとおもいました♪