タイムリミット:15 名著

UNLOCK BOOKSというアイデアを創出。

疾風のカイジに持たせるための使役だが

どんな相乗効果を生んでくれるでしょうか?

水と光は、ダイレクトにAIに訊いてみました。

その中で作者から選出するというドラフト制度を採用。

高瀬隼子さんと辻村深月さん。

名前だったら知ってるよ、

著書も数冊は読んでるよレベルのお二人。

高瀬隼子さんは愛媛県出身で以前紹介した

愛媛県新居浜市の文芸団体から推薦がありました。

【火属性】火車       /宮部みゆき

【地属性】ノルウェイの森  /村上春樹

【水属性】水たまりで息をする/高瀬隼子

【光属性】光待つ場所へ   /辻村深月

【闇属性】苦役列車     /西村賢太

著書が持つENERGYで対象を攻撃する!


疾風のカイジにとって欠けていたのは

【闇属性】苦役列車/西村賢太

筆者は存命していない。

遺作とはまた違うが、栄誉ある賞に輝いた作品。

UNLOCK BOOKと銘打つが

関与がないと只の書籍である。

この書物をどういかして攻防に活かすのだろう?


【地属性】ノルウェイの森/村上春樹

最も権威ある作家の著作。

多くの世代に読まれた書籍で

内容が秘めるENERGYはプラスといえるのか?

この本を読んでハッピーエンドと結ぶ人は少ないだろう。

そういう負のENERGYが対するものにとって

どう作用していくのかを追っていきたい。


【火属性】火車/宮部みゆき

火の車という表現があるように、借金地獄の話。

対戦者に連鎖地獄を植え付けるような

攻撃を期待したい。

借金よりも怖い連鎖とは……?


【水属性】水たまりで息をする/高瀬隼子

個人的に大注目の作家。

何人も一人称で表せる、成り代わりの名人。

水は息継ぎの契機なのか

タイトルすらまともに知らない作品。

不勉強なまま、BATTLEに挑んでいいのか?


【光属性】光待つ場所へ/辻村深月

この作品も未読。UNLOCKに活かせるか不安。

先程、AIが作品解説をしていた。

そこで多くを学んで来ようか?

知識ZEROよりもずっといい!

「樹氷の街」「冷たい光の通学路」

『氷属性』を含むいかにも攻撃っぽい構え。

短編が連鎖して、大きな感動を生むタイプの形式。


短編連作というスタイルは或る種の憧れで

そういう差配にしていきたいのですが

何分今の作品編集術は

自信のある作品からのエントリーなので

前後の関係性は薄いといわざるがごとしです。


【火】火車『煉獄輪廻』

【地】ノルウェイの森『ノルウェイジャン・ウッズ』

【水】水たまりで息をする『空前の風呂嫌い』

【闇】苦役列車『終着駅 闇』

【光】光待つ場所へ『氷樹の街』

少しずつイメージは固まりつつありますが

未だ発動能力としては弱いような……。

セレクトした書籍にハッピーエンドが少ないのも

一助になっているのかも知れません。

特に別離は辛いですよね。

もう二度と逢えないなんて……

考えただけで、身が裂かれる思いです。

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