第3話 初めてのスキル使用
「ここら辺でいいかな」
わたしは、広場に来ていた。
とりあえずやる事は三つ
1スキルを試す
2食と住をどうにかする
3そしてカイに会う
スキルは試すしかないけど
食は…
草でいいかな
…ダメか
住まいは…どうしようもない!
だって、街を探索したけど
石壁で丸く囲まれてる街っぽいし
そして私が街にいるには!
飼い主といなくちゃまずそう!!!
騎士とやらが巡回してて
職務質問みたいに捕まっていたから
魔獣って街にいちゃダメなのかよ!
あと門は二つで
カイがいないと街の外に
出るのは騎士がいるから難しそう…
だから、今出来ることは…
スキル試すかな
「ステータス」
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種族名 ツキミヤ 個体名ルアナ
属性 全
オンリースキル
記模貼溜(コピーペーストストック)
スキルや魔法、物をコピーする
他の者にペーストできる
ストッ クする事も
スキル
幽霊友達(ゴーストフレンド)
獣友達(ビーストフレンド)
虫友達(バグフレンド)
魚友達(フィッシュフレンド)
狐火(ディスガイス)
嗅覚強化(ノース)
魂(ソウルブール)
火炎耐性
毒耐性
擬態(ミミクリー)
精神攻撃耐性
環境対応(ミクリテッド)
従獣
ブルーソウル
レッドソウル
________________________________
やっぱチートだわぁ
「うん? 擬態(ミミクリー)?」
擬態って事は人間に!?
「擬態(ミミクリー)!」
急いでやってみる
…人間に?
ふと自分の手をみた。
「透明になってる!?」
そっか、擬態って
カメレオンだもんね
そっか、そっか
「だぁぁぁ、!どうしろと言うんだよぉぉぉ!」
ルアナが困ってると
青の人魂がつついてきた。
「なんだよぉ、落ち着けよって事?」
赤の人魂が鞄をつついてきた。
「鞄、開けて欲しいの?」
鞄を開けると
人魂が虹色の石を取った。
「綺麗?だね」
何がしたいんだ?
そう悩んでると石が光って
綺麗な石の中になにか文字が出てきた。
【鑑定石】
「鑑定石?」
鑑定ってあの?
なんでも調べてくれるやつでしょ?
まさか、スキルじゃなくて
石!?
ルアナが驚く
「鑑定がこれでできるの?」
赤の人魂がこくと頷いた。
「えっと、じゃあこの木を鑑定して」
…何もでない
「何もでないじゃないかぁ!」
木に投げつけた。
あっやばっ
石を取りに行くと
石に文字が映っていた。
「出てきた!?」
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ホノウの木
属性 炎
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触らなくちゃいけないのかな?
わかったなら…
鑑定しまくるしかないよね!
この硬い草!
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チーフリーフ
属性 岩
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串刺しになっちゃう!
次紫の花!
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サマルフラワー
属性 毒
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毒ー!?
食べちゃってたわ…
毒耐性のおかげかな?
次は、この噴水!
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シャベの岩
属性 岩
毒素の水
属性 毒
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なるほど、材料もわかるのか
じゃあ次この剣!
ベンチにあった剣に触れる。
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アイアンソード
属性 鉄
持ち主 フール
________________________________
ん?持ち主?
私が疑問そうに思っていると
「おい狐、なにしてる?」
男の人が戻って来た。
「やばい系の人だぁぁぁ!」
ルアナが驚いて腰がぬけた
「あっ、いや、
ワタシナニモシテナイデスヨ」
ルアナがかたことで言う
「こんこん…うるせぇなぁ…!」
ひぃぃぃ…
ルアナが引く
そっか、カイは、スキルがあったから
喋れたのか…!
どうする…どうする…どうする…!
私には、戦闘みたいなスキルはないし…
…そうだ!
また、赤の人魂にやってもらえれば!
「赤の人d…」
おじけついてるぅぅぅ…!!!
怖いんだね、しょうがないけど…!
…じゃあなんでイノシシ倒せたんだよ!
ルアナがツッコミをした
「ん…?まさかこの狐、個的魔物(ユニークモンスター)か!?」
ユニーク…?
なにそれ、ファンタジーでいう
特殊個体みたいな?
まぁツキミヤなんて種族
流石にいないか…
ん?待てよ?それって珍しいっていう事だよね?
つまり…
捕まっちゃう?
「こりゃ、お金になるぜ」
ゾワッとなった。
これ、捕まれば…奴隷とか実験コースだ…
そんなのいやだ…!
なんかいいスキルは…
「ステータス!」
________________________________
種族名 ツキミヤ 個体名ルアナ
属性 全
オンリースキル
記模貼溜(コピーペーストストック)
スキル
幽霊友達(ゴーストフレンド)
獣友達(ビーストフレンド)
虫友達(バグフレンド)
魚友達(フィッシュフレンド)
狐火(ディスガイス)
嗅覚強化(ノース)
魂操(ソウルブール)
火炎耐性
毒耐性
雷耐性
精神攻撃耐性
幽霊
麻痺耐性
閑雲野鶴(リードバック)
擬態(ミミクリー)
声変(ボイスチェンジ)
臨機応変(ミクリテッド)
自動回復(クイックヒール)
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えっと、えっと…ん?
狐火(ディスガイス)?
「大人しくしとけよ…狐!」
そう言うと襲いかかって来た。
やるしかない…!
狐火(ディスガイス)!
ちっちゃな炎が出てきた。
ちっちゃぁぁぁ!!!
どうしよう…!
えっと、えっと…。
この火、どうしよう!
もういいや木に投げちゃえ!
木に投げると火が業火になった。
「…へ?」
燃えてるぅぅぅ!
あわわわ…。
建物が燃えちゃう…!
というか…
なんで、そんなに燃えてるの…!?
そういえばこの木…ホノウの木だっけ
2倍ぐらい燃えちゃう木だったり?
まさかね…。
いや、ありえる
異世界だし…
炎耐性がある木だと思ってたけど…
燃え盛る方だったか…!
…って…じゃなくてやばい!
「熱っ!」
すまん!盗賊っぽい人!
あぁ…もぉう!
ちっちゃくなってくれないかな…!
そんな事を言うと炎がちっちゃくなり
手にもどってきた。
えっ…?本当になっちゃった…?
どういう事…?
てか………スキルの詳細とかないんか!
________________________________
狐火(ディスガイス)
狐の火で魔素をこねた分火力が高まる
また、操る事ができる
________________________________
あっ…出てきた。
思っても出てくるんだな
というか、そんな事できるなら
先に言って欲しかった…。
つまり…
あの木に魔素的なのがあったからなのかな…?
まぁ、とりあえず街が火事にならなくて
よかった。
ルアナが一安心すると
赤の人魂がにらんできた。
大丈夫じゃないかな…?
「大人しくしろ!」
そんな事をしてると
騎士に囲まれてしまった。
「おい!そこの魔獣!放火の疑いで、お前を王がいる城へ、連行する」
騎士の1人がそう言う
「いや、スキルの事知らなくて!」
ルアナが言う
「そんな訳あるか!」
ルアナを捕まえ、王の元へ、連行しようとする。
マジィ〜〜〜!!!???
せっかく街に入れたのにぃー!!!
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