軍師は最強監督
@kingjyo
第1話 軍師戦場で死す‥
時は戦国、日本の歴史で15世紀末ごろのお話
毎日合戦が各地で行われていた。
とある街でまた一つの合戦が行われていた。
軍師、直江兼続の親戚にあたる俺は
戦場に立つ日が来た。
直江の血を引きた俺、最高の軍師としてチヤホヤされこの戦の指揮を取ることになる。
「さあ、みんなこの戦、我が采配で勝利に導こうぞ」
決め台詞も決まり、兵士の指揮も上がりいく中
戦は始まっていった。
初めての戦、初めての指揮戦場を舐めていたわけではない、だがしかしそんな甘いものではなかった。
崩れ行く陣形、迫る敵軍、全ての指揮が裏目に出る。
ふとその時、直江兼続に言われた昔の言葉を思い出す。
「お前は、戦を舐めている。本当の戦いは戦場でしかわからない。言葉じゃない。死を目の前にして初めてわかることがたくさんある」
なぜ、最後にこの言葉が頭によぎったのか
わからぬまま、敵軍の本陣襲撃。
軍師である俺は、あっさり首をはねられ死んでしまった‥
ん‥?
これは夢‥?? どこなんだここは?
ふと気がついた瞬間、周りにはまるで
この世のものとは思えないコンクリート塀
そして知らぬ人たちが動き回るガラスのレンズ
鎧のつけていない人たちなんやら見たことのない
道具をぽちぽち押しわらってる人間たちがいる
「ここはどこだ?」
そして俺はここから第二の人生を歩み出すことになる。
軍師は最強監督 @kingjyo
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