第20話妻からの電話·神奈川県横須賀市

インターチェンジ横須賀に到着した古賀、ホテルのロビーに入ると一部屋取ることができた。 

古賀はノートパソコンで長者ヶ崎での出来事を書いていく、そして夕食を食べようと部屋を出ようとするとスマホが鳴った。

出ると古賀の妻·蓮水はすみからだった。

「もしもし、今どこにいるのよ?」

「神奈川県に入ったところだよ。」

「もう神奈川県なの!?なんでもっと早く連絡してくれなかったの!?」

蓮水は心配性なところがある、それ以外は古賀にとっては出来過ぎと言うほどの良妻だ。

「ごめんなさい、仕事で……」

「まぁ、仕方ないわね…。それはそうとあんた、たまには子どもたちにも電話しなさい。あなたのこと気にしているんだから。それとちゃんと早く寝ること、夜ふかしはよくないからね!」

「わかった、それじゃあ夕食の時間だからこれで。」

古賀は通話を切ると、夕食を食べに向かった。

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