第6話神奈川へ·東京都三鷹市

午前五時四十分、古賀は起床した。

そして午前七時三十分、ビジネスホテルをチェックアウト、電動バイクに乗って出発した。

都会の街並みを風切って走る中、古賀はカフェを発見し、バイクを停めて朝食を食べに行く。

古賀はノートパソコンを開くと、リモートで出版社の編集長と喋りだした。

『古賀さん、原稿チェックしましたよ。いい感じですね〜、この調子で書き続けてね。』

「はい、ありがとうございます。次は神奈川へ向かう予定です。」

『なるほど、それじゃあ観光地に行ってみたというのを一つ書いてもらってもいい?旅の醍醐味としてさ。』

「わかりました、さがしてみます。」

古賀はノートパソコンをしまうと、コーヒーとサンドイッチの朝食をゆっくりと食べた。

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