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 スカート姿の葉ちゃんと街を歩くのはすごく新鮮だった。(いつもは家の中でしかスカート姿の葉ちゃんとは会えなかった)

 葉ちゃんはすごくどうどうとしていて、とても生き生きしていた。ずっと前からこうしてスカートをはいて、街の中を歩きたかったんだなってそんな思いが隣にいる宝に強く、強く伝わってきた。

 宝もこんな風にスカート姿の葉ちゃんと一緒に街を歩きたいって思っていたから嬉しかった。土色の道を歩いていると休憩用のベンチがあったので、二人は少しそのベンチに座って休憩することにした。

 葉ちゃんは家から麦で編んだバックと赤色の水筒を持って歩いていたのだけど、そのバックの中にはお弁当が入っていた。二人はそこでお弁当を食べることにした。

 麦で編んだバックの中に入っていたのはサンドイッチだった。種類もたくさんあって、三角の形のものと四角い形のものが入っていた。

「宝はどれにする?」と食事用のうさぎのキャラクターの描かれているハンカチを広げながら葉ちゃんは言った。

「卵にする」と宝は言った。

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