★1を踏んだ理由【後編】

しかし、過去にこんな例があった。

「あなたは、致命的にも段落下げをしていません。

そんな稚拙な作品は、誰にも読まれません。

今回は警告で★1を差し上げます。精進なさいませ」

そんな文書が送られて来た。

2年前の出来事だったが、1週間前に全く同じ文書が、

フォローしている書き手さんの

コメント欄に堂々と貼られていて

怒りにも似た感情を覚えたことを思い出した。

1週間前を起点に思い出したというより、

無理矢理記憶をほじくられた気分だ。

二度あることは三度ある、といわれる。果たして?


僕は警告された通りにカクヨムの機能を利用して

段落下げを試みた。

しかし、元来一行が短い仕様だったので

全行が一段下げになったに留まった。

これに意味はあるのだろうか?

(見栄え的には一切変わらなかった)

(SSというユーザーは)

(僕の文章構成のどこを見て)

(見辛いとぼやき、警鐘を鳴らしたのだろう?)

原稿はあくまでも、PCサイズでお送りしている。

(鉤括弧)で括られている文章は一段下げで

確かに見易くはなっているが

それは、一段上げに挟まっているからであろう。

「SSというユーザーの小説は……」

「いうだけあって、とても美文でした」

「だからといって、上から目線で来るのはどういう?」

「警告忠告は有難いが、ペナルティは要らない」

警告していることは間違っていないと思う。

「味噌付けるのが間違いなのだと」

「声を大にして言及したい」

「繰り返すが、実力者からの真言なのだ」

従って損はない。従わせるために書いたのだろう。

返す返す、ペナルティは不要なんだよなあ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る